ラクロス部(女子)
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【ラクロス部女子】14点差つけ快勝収めた

第34回関西学生ラクロスリーグ戦

 9月21日に第34回関西学生ラクロスリーグ戦第5戦が立命館大学びわこ・くさつキャンパス第1グラウンド(滋賀県)にて行われた。同志社は近大と対戦。序盤から流れを作り、大量得点に成功。最終Qでは7得点の猛攻を見せ19-5で勝利を収めた。

 リーグ戦も残すところあと2試合。近大相手に「25-0で圧勝しよう」(篠原・商4)と目標を明確にして今試合に挑んだ。

 第1Q、同志社がドローをゲットするとすぐさまゴール前を作る。ゴール裏にいた羽場遥(生命4)にボールが渡るとすかさずゴールを狙う。相手ディフェンスを抜き去りながら放ったシュートはゴールネットを揺らし、試合開始からわずか30秒ほどで先制点を挙げた。その後も彼女たちの勢いは止まらない。篠原、木下(商4)などチームを引っ張る4回生の活躍が光り、5-2で1Qを終えた。

ボールをキャリーする羽場遥

 第2Qは初めから攻めの時間が続くも点数に結びつかない。開始2分に1点を追加され、2点差まで追いつかれる。しかしその後、羽場遥がワンを仕掛けると、鋭いショットが決まり追加点に成功する。開始12分、篠原がゴール前でフリーになった尾崎(文4)にパスをつなげるとすかさずクイックシュート。見事な連係プレーで得点を挙げ、選手たちからは笑顔があふれた。13分には中尾(政策3)がフリーシュートを確実に決め、9-3で前半を折り返した。

クロスを交わす中尾(左)と篠原(右)

 25点獲得という目標を掲げた彼女たちにとって前半の試合内容は満足のいくものではなかった。「全員で気持ちを切り替えて25点まで持っていこう」(篠原)とキャプテンがチームメイトを鼓舞し、後半戦へと突入した。しかし再び得点が停滞する苦しい時間帯が流れる。お互いに得点を奪い合い、迎えた11分。ゴール裏でボールを保持した羽場由(生命2)が1対1を仕掛ける。スピード感のあるワンで相手ディフェンスを抜き去り、そのままシュート。頼れるルーキーが会場を沸かせるようなプレーで同志社に勢いをもたらせた。そして12-5で3Qが終了する。

 迎えた最終Q。開始1分に岩口(政策2)が力強いシュートを決めると、そこから怒涛の得点ラッシュに入る。攻め気の持ったプレーで相手のファウルを誘い、フリーシュートを幾度も獲得し、点数を重ねた。試合終了間際には奥洞(文4)と中尾の息の合ったプレーでショットを決める。持ち前のスピード感と強い攻め気で、一挙7得点に成功。近大相手に19-5と快勝を収めた。

笑顔を見せる岩口
ワンを狙う奥洞

 「自分たちが目指すところはファイナルの決勝なので、残りの1カ月は先を見据えながら着実に準備を進めたい」(篠原)。彼女たちが目指すものは関西の頂のみ。3年ぶりの王座奪還に向け、今後も鍛錬を積む。(文責・近藤真子、撮影・奥谷陽菜)

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