新人戦ウィンターステージ決勝
12月8日に新人戦ウィンターステージ決勝が伏見桃山城運動公園多目的グラウンド(京都府)にて行われた。同志社は合同チーム④(大教大、京都女大)、関学大、立命大と対戦。順調に駒を進めると、決勝戦でも強さを見せつけ、関西優勝を果たした。
サマーに引き続きウィンター優勝を掲げる1年生たち。「絶対自分たちの代で夏冬2連覇する」(有馬・スポ1)と強く意気込み、試合に臨んだ。
準々決勝は合同チーム④(大教大、京都女大)と対戦。開始早々、フリーシュートを獲得した築田(法1)が、これを確実に決め、先制点に成功する。その後も強気のオフェンスで相手のファールを誘い込み、フリーシュートで得点を重ねる。そして3-0で試合を折り返した。続く第2Qも、鴨河(GR1)のシュートから流れを呼び込むと、同志社の勢いは止まらない。7分、ゴール裏にいた高橋(経1)が西垣(文情1)にパスを出すとそのままクイックシュート。2人の連係プレーが光り追加点を挙げると、その後は2点を追加し、8-1で試合終了。合同チーム相手に快勝を収め、準決勝進出を決めた。
準決勝は関学大と対戦。コート外の応援が白熱する中で始まった第1Q。久保(スポ1)がドローを奪い、試合の流れを引き寄せる。1分半、鴨河がフリシュートを決め、先制点を奪取。中盤、2点を献上し一時同点に追いつかれる。しかし残り3分、鴨河がドロー時点からワンをしかけてゴール前まで攻め込み、追加点獲得した。同志社の勢いは止まらない。直後、パスを受け取った築田が、大きくクロスを振りかぶりシュートに成功。残り1分半には、鴨河が今試合4点目を挙げ、差を広げる。リードを奪われることなく、第1Qは5ー2で終了した。
第2Qは序盤から一進一退の攻防を繰り広げた。均衡を破りたい中、6分半、フリーシュートを許し、追加点を献上してしまう。その後も、攻撃のチャンスを作ることができず、苦しい時間が続いた。終盤、津田(政策1)が相手のシュートをセーブし、チームを後押しする。試合終了間際、櫃田(商1)が確実にフリーシュートを決め、貴重な追加点を奪取。その後は、相手に隙を与えず、6ー3で勝利を収めた。
決勝戦は立命大と対戦。第1Q、ドローを奪った久保がゴール付近で待ち構えていた築田にパスを出す。するとそのままシュートを決め、試合開始からわずか10秒ほどで先制点を挙げた。しかし、その後は相手ボールの苦しい時間帯が続く。1Q終了間際、ゴール付近でボールを保持した有馬がディフェンスのプレッシャーを背負いながらも最後はクロスを振り切り、シュート。意地のショットがチームを勢いづけた。2点リードで迎えた第2Q。2分半、相手のフリーシュートが決まり、1点差に詰め寄られる。しかし、その直後、ゴール前にいた鴨河がディフェンスを見事に交わしながら放ったシュートはゴールネットを揺らした。その後は2点を獲得し、試合終了のホイッスルが鳴り響いた。5-1と快勝を収め、見事関西優勝を成し遂げた。
次なる舞台は3月に行われる全国大会だ。「今は(関西優勝できて)すごくほっとしているが、また切り替えて1年生全員で練習していきたい」(有馬)。持ち前のチーム力と個々の技術にさらなる磨きをかけ、前回大会に続き全国制覇を成し遂げろ。
(文責・益野瑛真、近藤真子、撮影・奥谷陽菜、益野瑛真、近藤真子)