ラクロス部(女子)
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【ラクロス部女子】チャレンジリーグ準優勝

10月29・30日、チャレンジリーグが行われた。準決勝で南山大を破り、決勝戦では慶応義塾大学と対戦。4-8で敗北となり、全日本準優勝を成し遂げた。

全体集合写真

同志社高校に勝ち越し、関西1位として東海地区王者の南山大と対峙した。1Qの立ち上がりでは、果敢にゴール前アタックを仕掛けるも、シュートが決まらない時間が続く。同6分で初めて先制を奪い、流れに乗せた。長身を生かしたプレーが持ち味の松本(商3)がダウンボールのチャンスを生かし、2点差を広げ第2Qへ。

第2Q5分でゴール裏から内に抜かれ、3-1。無失点とはならなかった。ロースコアで迎えた第3Qでは、互いの攻防を繰り返すも、得点につながらない時間帯が続いた。そして、ラスト90秒で永田がシュート。5-1でリードを広げた。

アタックする白井

最終Qは、優勢の中も痛恨の失点が重なった。同12分では、ゴール前で隙をつかれ、ゴールを許す。同9分にも、ライドでの降りが間に合わず、5-3に追いつかれた。しかし、「一人一人のワンが強いのがBの強みだったので、それを生かしてコミュニケーションをとり、うまく決まるシーンが多かった」(中井・グロ地3)。これまでのシュートシーンと同じく、果敢にゴールを狙い続けた。ラスト20秒では、松本が素早くダウンボールを拾い、北川(グロコミュ4)がシュート。高速ブレイクで6点目を決め、選手たちは歓喜にあふれた。

ベンチと喜ぶ北川


続く2日目、同志社は関西を制覇し関東1位の慶應義塾大学との決勝戦を迎えた。初めて対戦する相手であるため戦術に対する不安を抱きつつも、全力を出し切ることを目標に挑んだ。

第1Q、立ち上がりに連続して得点を奪われる。「技術面や勢い、フィジカルなども強かった」と語るチャレンジリーグキャプテン永田(商4)。さらに慶応大の勢いは止まらずシュートを決められ0-3。和多田(社2)のセーブをきっかけに流れを取り戻し、伊吹(社1)がシュートを決め1点を取り返した。3点リードの1-4で終了。
続く第2Q、チーム全員が積極的に攻撃し、開始2分で安井(社2)がフリーシュートを決め得点を奪う。「勝ちたいという気持ちを絶対失わないように声出しとか雰囲気をつくることを意識していました。」(永田)その流れに乗ろうと、白井がドローを制しパスを繋げてゴール前までボールを運んだ。しかし得点にはつながらず、2-5で前半を折り返す。

喜ぶ選手たち


後半を迎えた第3Q、体勢を立て直し逆転を狙いたい。しかし相手の守りは固く苦しい展開が続いた。和多田(社2)のセーブにより3点差を維持し、3-6で終える。
第4Q、白井と伊吹による見事な連係プレイで詰め寄り、このチャンスを逃すまいと松本がシュート。「しっかりコミュニケーションをとることを意識していました。」と語るオフェンスリーダー中井(文3)。しかし相手に実力の差を見せつけられ2失点、4-8で試合が終了した。

ディフェンスを抜く奥洞(文2)

全国優勝は届かず悔しい結果となったが、最後まで全力を出し切った同志社大。「これからも勝てるチームを作り上げていきたいです。」(佐々木・政策3)「来年は4回生が主体になるので、この悔しさをチームに還元できるように練習を頑張っていきます。」(中井)と意気込んだ。今回の経験を糧にしてさらなる成長を目指す。全国制覇という目標に向かい、チーム一丸となりこれからも邁進していく。【文責・撮影:松久莉万、湊結子】

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