ラクロス部(男子)
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【ラクロス部男子】伝統の一戦に白星飾る

4月16日に立命館大学クインズスタジアム(滋賀県)で行われた同立戦。同志社は拮抗した試合を2-1で勝ち切った。

立命館大学との伝統の一戦である「同立戦」。同志社は昨年からの連続優勝を狙い、絶対に負けられないと意気込んで臨んだ今試合。両校が緊張感を持った状態で試合が始まった。

ボールを追う高谷(経4)

第1Qでは開始直後から一進一退の攻防を繰り広げる。開始5分、立命大の猛攻を受ける。鋭いショットを打たれるも、G小林(商4)がナイスセーブを見せ、先制点を阻止。その後6分に、9番高谷が相手守備陣の隙を突き先制点を奪取。「ブラインドで少しラッキーな部分もあったが結果的に先制点を取ることができて良かったです」(高谷)。先制点の流れに乗り、追加点を挙げたい同志社。しかし、両校とも拮抗(きっこう)した展開で第1Qは終了。1点リードのまま第2Qを迎える。

喜びをあらわにする松江(政策4

続く第2Qでは序盤から同志社が勢いに乗り攻め続ける。得点には結び付かないものの、立て続けにショットを打ち続け、相手の守備陣に圧力をかけ続ける。そして6分、14番松江が力強いショットで相手ゴールネットを揺らし、追加点を挙げた。しかし、12分に攻守が切り替わり、守備の時間帯に。相手のパス回しによって守備陣が隙を与えてしまう。相手にスコアを許し、2対1で第2Qを終えた。

ボールをキャリーする長尾(スポ2)

得点差を広げ優位に立ちたい第3Q。開始直後からボールを奪い取り相手ゴールを狙うも、ショットは外れる。その後は上手く攻め切ることが出来ないものの、互いに1歩も譲ることない接戦を繰り広げる。守備ではG小林が相手のショットをしっかり捕らえ、追加点を挙げさせない。Qを通して両チームAT陣とDF陣が活躍を見せ、同点のまま最終Qを迎える。

このまま逃げ切りたい同志社。第4Qでは、第3Q以上に攻守の両方において、両校の意地のぶつかり合いが見られた。一時は立命大の攻めに守り続ける時間帯もあったものの、DF陣とG小林の見事なナイスセーブにより無失点に抑える。Q終盤では同志社が攻めの流れに乗り、相手ゴール前でパスを回す時間帯が続く。そのまま同志社がボールをキープし、試合は終了。2-1で伝統の一戦を制した。

ゴールを守る小林

主将の宮本(政策4)は、「結果は勝利だったが、細かいミスが目立ち課題の残る一戦になった。リーグ戦に向けて、今ある課題を潰していきたい」と語った。目標である関西制覇に向け、着実に1歩1歩成長し続ける同志社ラクロス。戦いの度に成長する彼らの今後の戦いには目を離せない。(文責・吉本光之介、撮影・早川京)

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