ラクロス部(男子)
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【ラクロス部男子】リード守り抜き、リーグ2位でファイナル3へ

2023年度関西学生ラクロスリーグ戦

抱き合う選手たち

 10月8日、太陽が丘球技場B(京都府)にて第33回関西学生ラクロスリーグ最終戦が行われた。同志社は立命大と対戦し、5-4で白星を挙げた。

 今試合で勝利すれば、リーグ2位以上が確定する重要な一戦。「落としていい試合ではないから、しっかり勝ちにいこう」(宮本・政策4)と緊張感を切らすことなく挑んだ。

 第1Q開始1分、相手のミスから攻勢に持ち込むと、パスを受け取った松江(経4)が敵地左側からショット。先制点を華麗に奪うと、3分半を過ぎたところで再び松江がゴールを決める。2点を先取し、順調な滑り出しを見せた。

先制点を挙げた松江

 続く第2Qはフェイスオフからボールを奪うも、開始3分に相手の力強いショットが味方のディフェンスをすり抜け得点を許す。その後は一進一退の攻防戦が続いたが、小林(商4)の好セーブから敵地へ一気に攻め込み、残り数秒となった場面で高谷(経4)がシュート。これが見事に決まり、2点リードで試合を折り返した。

警戒するDF陣

 第3Qでも熾烈(しれつ)な争いを繰り広げる。それでも4分、味方の落球をカバーしトスを受けた松江が速攻。さらに勢いを止めず、残り5分となったところでまたも高谷がネットを揺らす。DF陣も得点を許すまいと相手AFにプレッシャーをかけ続けたが、残り2分でフルスイングされたシュートを受けきれず、1点を奪われた。逃げ切りたい最終Q、互いにペースを譲らず、5-2からスコアが動かない。しかし、試合時間残りわずかとなったところで2点を献上し、1点差まで詰め寄られてしまった。しかし、屈強なDF陣がゴールを守り抜いて試合終了。5―4でリーグ最終戦を白星で飾った。

 リーグ2位を確定させ、次戦はいよいよ9年ぶりに出場を果たしたファイナル3。「関西1になる権利をつかんだので、しっかり勝って同志社の歴史を塗り替える」(宮本)。来たる大一番でも迷わず勝利だけを目指し、関西一をつかみ取るのみだ。(文責:金海彩夏、撮影:早川京)

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