9月29日に大阪経済大学摂津キャンパス第2グラウンドにて関西学生ラクロスリーグ第5戦が行われた。同志社は阪大と対戦。前半は1点ビハインドで折り返すも、後半に4点を決め、5-3で勝利を収めた。
「大事な試合だけど、気負わずいつも通りやろう」(太田駿・商4)と意気込み試合に臨んだ。
第1Q開始2分、0番田中秀(文情3)からパスをもらった44番谷口(商4)が相手のディフェンスをかわし、シュートを決め先制点を奪取。幸先の良いスタートを切る。しかし、ゴール前で粘りのディフェンスも空しく立て続けに失点を許す。そして第1Qを1-2で終えた。
迎えた第2Q。開始から両チーム果敢にシュートを狙うも、ゴーリーの好セーブに阻まれ得点を挙げることができない。15分間試合は動かず、1点のビハインドのまま試合を折り返した。
気持ちを切り替え、始まった第3Q。開始から同志社は強気に相手ゴールを攻めるも、またも相手のゴーリーに留められる。開始2分攻め込まれる展開の中、同志社に2枚のイエローが出され、数的不利に陥る。相手はこのチャンスをものにすべく、強気の攻めでゴール前に侵入。絶体絶命のピンチで2番大塚が3連続好セーブでチームを救う。長い均衡が破られたのは、開始7分。79番平野が仲間からのパスをもらい、シュートを放ち同点に追いつく。勢いに乗った平野は続く13分にも、ゴール正面からチームを逆転に導くシュートを決め、3―2と勝ち越す。
1点差で迎えた第4Q。両チームともにゴーリーの好セーブ目立ち、得点にはつながらず、互いに点数に動きがないまま迎えた開始12分。またも79番平野がゴール前で0番田中秀からの鋭いパスをゴールに突き刺し、この試合3点目を決めた。自身のシュートについて「自分の1点目で2対2に追いつくことができ、1点目が1番自分の中でよかった」(平野)と話した。その後77番鈴木(経4)が1点を追加。終了間際に1点を返されるも、5―3で勝利を収め、リーグ戦最終節を残してファイナル3進出を決めた。
予選1位通過の望みを残す同志社。「ファイナルに向けてもいい弾みがつけれるような試合ができればいいなと思うので、次の試合も必ず勝てるように頑張りたい」(太田駿)と次戦の大経大に向けての意気込みを語った。(文責・奥谷陽菜、撮影・近藤真子)