
第35回関西学生ラクロスリーグ戦
9月6日、第35回関西学生ラクロスリーグ第4戦が大阪公立大学杉本キャンパスで行われた。同志社は京大と対戦。終始相手のペースにのみこまれ、1-6と敗北を喫した。
「一位通過するにはもう一戦も落とせない」(森田・経4)と二勝一敗で臨んだ一戦。チーム全員が強い覚悟を胸にフィールドに足を踏み入れた。

第1Q前半は拮抗し、お互いゴールを譲らなかった。しかし開始8分、先制を許す。さらに終了間際の13分に、追加点を献上。同志社も果敢に攻め続けたが得点できず、序盤から主導権を相手に握らせる展開になった。
なんとか流れを掴みたい第2Q。開始8分、またも相手に追加点を許す。その後も主導権を握ることができずにいたが、16番森田が魅せる。相手のシュートを防ぐ好セーブを連発させたのだ。だが、またしても13分、さらなる追加点を許し、前半を0-4で折り返すこととなった。

「昨年度、一昨年ともこの点差から逆転勝ちしたことがある、この試合もまくれる」(森田)と主将の掛け声でもう一度士気をあげて臨んだ第3Q。しかし、相手に攻め込まれる苦しい時間が続いた。さらに11分には再びゴールを決められ点差は徐々に広がった。
逆転の糸口を掴みたい第4Q。開始2分で16番森田の好セーブが飛び出し、22番東田(商4)がシュートを試みるなど流れが傾きつつあった。そして開始5分、41番松井(商4)がシュートを放つもゴーリーに弾かれる。だが、こぼれ球をクロスに収め、79番平野(理工4)が見事ゴールを決めた。その後4本のシュートを放つも相手のディフェンスに阻まれ、得点には至らなかった。残り2分、6点目を献上し、1-6で敗北を喫した。

京大相手に痛い敗戦となり、2勝2敗となった男子ラクロス部。「一位通過はなくなってしまったが、まだ終わりではない。最後まで関西制覇という目標に向かって部一同取り組みたい」(森田)。連敗を止め、関西制覇のために部一丸で突き進む。
(文責・東浦彩瑛、撮影・益野瑛真)