ラクロス部(男子)
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【ラクロス部男子】サマーステージで3位入賞!

 2025年度関西学生ラクロス新人戦サマーステージ決勝トーナメント

 9月23日、2025年度関西学生ラクロス新人戦サマーステージ決勝トーナメントが鶴見緑地第2球技場(大阪府)で行われた。同志社はAチームとBチームに分かれて奮闘。Bチームは惜しくも初戦で涙をのんだが、Aチームは関西3位に輝いた。

 両チームとも予選が10時半にスタートし、Aチームは大経大、Bチームは龍谷大と対戦。関西制覇に向けて全員が序盤からアクセル全開だった。Aチームは接戦となるも3―2で準決勝進出。しかし、Bチームは惜しくもここで敗れてしまった。「負けてしまってチームに顔向けできないような試合になってしまったが、良くも悪くも色んな経験ができた試合でした」(前川・商1)。Bチームは第1Q開始1分、相手にシュートを放たれるもゴーリー小山(社1)が好セーブで仲間を鼓舞。その後は、64番市橋(商1)、7番梶(商1)、が果敢にクロスを振り抜くも得点には至らない。それでも、終了間際に0番田中(商1)がシュートを放ちゴールネットを揺らし1-0とリードして試合を折り返した。このまま点差をつけたい第2Q。ディフェンス陣が踏ん張るも、3点を献上する展開に。22番前川が反撃の一打を放つ活躍を見せるも、3‐2で試合終了のホイッスルが鳴り響いた。

ボールキープする田中

 準決勝に進出したAチームは阪大と対戦。第1Qは8番宇野(理工1)のパスカットやゴーリー70番楳村(文1)の好セーブも飛び出し、両者0点のお互い譲らない展開に。勝ち切りたい第2Qは序盤から積極的に攻める姿勢を貫いた。すると開始2分、楳村からパスを受け取った2番秋好(経1)が左から力強いシュートを決め、先制点を獲得。チームは大きな盛り上がりを見せた。しかし終盤に逆転を許し、1‐2で敗北。Aチームは3位決定戦へと回った。

得点を決めたオリアダン(GR1)

 準決勝の悔しさをバネに臨んだ3位決定戦。Aチームは龍谷大と対戦。第1Qは終盤まで互角の戦いを繰り広げる。試合が動いたのは7分半。宇野のランクリからの秋吉の渾身のショットが成功し先制点を獲得。さらに約1分半後、ゴール前へ走り込んだ79番作野(商1)が勢いのあるシュートで2点目を奪い、リードを広げた。点差を広げたい第2Q。楳村の好セーブやディフェンス陣の粘りも見られたが踏ん張れ切れず、2点を献上し勝負は振り出しへ。終盤には29番中川(経1)、14番坂東(法1)がシュートを試みるもなかなか決まらず、第2Qは2‐2で終了。勝負は1点先取の5分間のサドンデスへ。開始1分、息詰まる攻防戦で作野(商1)が見せた。「相手の裏を狙っていいパスも来たので決めれてよかった」(作野)。決勝打を決めた作野は渾身のガッツポーズ。応援に駆け付けたサイドラインの上級生たちも喜びを爆発させた。

攻める秋好

 4月にラクロスの世界に飛び込み、一心不乱に練習に打ち込んできた1年生たち。努力しきた分、関西制覇を達成できなかった悔しさは大きいだろう。だが、彼らに下を向いている時間はない。次に待ち受けるのはウィンターカップだ。「関西1位は絶対にとって、日本一というところに焦点を向けてやっていきたい」(宇野)。サマーステージの鬱憤を晴らすべく、冬まで鍛錬を積み上げる。

(益野瑛真)

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