
6月4日に流通科学大学西側グラウンドで行われた関西学生ラクロス交流戦対龍谷大。同志社は3-11の大差をつけられ敗北を喫した。
気合を入れ、先制点を狙う第1Q。初回から相手に攻撃を仕掛けられる。足を絡めた攻撃に同志社守備陣は対応できず、隙をつかれ先制点を献上。守備陣を圧倒するパスで素早くショットを決められ2点目。開始10分以内に2点を許し悪い流れとなった。そんな悪い流れを変えたのが9番高谷(経3)。力強く放ったショットで1点を返す。しかしその後すぐ1点を返され1-3の2点差で第1Q終了。

相手にリードを許したまま迎えた第2Q。開始早々1点の追加を許し、1-5。相手陣内で攻撃をしかけたいものの、チャンスを作れない。常に責められる危ない状況が続いた。相手のショットをゴーリーが阻止する場面も見られたが、最後には左横からのショットを許し更に点差を拡げられる。点数を縮めたい同志社は、鈴木(経2)や堀岡(法3)がショットを試みる。枠外にはずれ得点には至らなかった。しかしその後、55番田中(文2)がこぼれ球を拾った正面からのショットが決まり2点目に。「仲間が必死に頑張って取ってくれた球だから絶対点数にしたかった」。点差を縮めることに成功した。
4点ビハインドで迎えた第3Q。勢いのある相手オフェンスに歯が立たない。この回2点の追加を許し、攻撃の糸口を掴めず無得点。相手チームに圧倒された。

流れが悪いまま入った第4Q。開始1分でショットを決められ2-9に。負けじと同志社も攻撃を続ける。14番谷口(商2)が3点目となるショットに成功した。このまま点数を縮めていきたいが残り5分で2つのショットを決められ3-11。その後攻撃できぬまま試合が終了の合図。同志社は圧倒的な力の差を見せつけられ敗北を喫した。

「基本的なところで相手と大きな差を感じた」(岡本・社会4)。最初から悪い雰囲気を変えられず相手の波にのまれた永江組。次戦では気を引き締め同志社の力を見せつけてくれ。
(文責・撮影:杉本優衣)