9月2日に鶴見緑地球技場で行われた第32回関西学生ラクロスリーグ初戦。同志社は大経大と勝負し7-2の大差をつけ白星を飾った。
一部昇格を掛けて一戦も落とせない今リーグ戦。緊張感がある中第1Qを迎えた。試合序盤の主導権を握ったのは同志社だった。開始早々攻めの姿勢で相手を圧倒し、その間にショットを決め先制点。味方の堅い守備陣によってピンチを防ぎ、相手に得点を許すことなく3-0で第1Qを終えた。続く、第2Qではなかなかゴールを狙うことができず無得点に終わる。
今度こそ得点が欲しい第3Q。4点目となるショットを決めるも、相手に得点を許し1点を返された。しかしここで流れを変えさせないのが永江組。すぐさま、主将の意地を見せ、正面から力強くショットを決める。「多くショットを決めれてよかった」。率先して声を出しチームをまとめるその姿勢がここぞの場面でのショットにつながった。
このまま逃げ切りたい第4Q。開始早々から何度もショットを試み、得点を追加したい同志社であったがラスト5分まで両者均衡した状態が続く。そんな中、最初にゴールを揺らしたのは同志社だった。またもや主将永江が得意とする正面からの力強いショットを決め6-1。このまま試合が終わるかと思われたが残り1分で相手にショットを決められた。しかし、ラスト30秒でショットを決め最後まで点差を突き放し7-2で試合終了。2部リーグで初白星を飾った。
「自分が試合で活躍することは前提でその姿でチームを引っ張りたい」。主将として始めて挑んだ今リーグ戦。誰よりも熱い昇格にかけた思いがショットへとつながり自身の活躍でチームを勝利へと導いた。今年こそ1部へと復帰すべく永江組の挑戦が今始まる。今試合はまだ始まりに過ぎない。さあ永江組よ、このリーグ戦で同志社の強さを見せつけよ。
(文責・撮影:杉本優衣)