2024年度関西学生ホッケー春季リーグ
7月6日、グリーンランドみずほホッケー場(京都府)にて、2024年度関西学生ホッケー春季リーグが行われた。同志社は関大と対戦し、0-3で敗北。春季リーグは2部リーグ3位で幕を閉じた。
「同志社らしいホッケーで絶対に勝ちたい」(峯山・スポ4)。今季1度敗れた関大相手に課題点を修正して挑んだ。
試合開始早々、関大のキックオフから勢いに乗って攻めこまれ、PC(ペナルティーコーナー)を献上。見事ゴールを守ると、6分、下坂(同女1)がパスカットに飛び出た。ラインを上げて果敢に攻めたことで、PCを獲得。しかしセカンドシュートを止められ、得点にはならなかった。両者一歩も譲らず同点で第2Qへ。
敵陣に攻めることができない苦しい時間が続く。5分、6分と立て続けに計3本のPCを与えるも、連携の取れたディフェンスで守り抜いた。11分、再び下坂がハーフラインからサークル内へ攻め込む。シュートを打ったものの、惜しくも決まらず0-0でハーフタイムを迎える。
先制点を獲得したい第3Qは、同志社からのスタート。慎重にパスをつなぎシュートチャンスをうかがう。関大の反則によりPCを獲得するも、シュートを打つことは出来なかった。その後、関大が速攻に走る。何度も放たれるシュートを幾度となく防ぎ続けたが、7分にはゴール前で粘られ先制点を献上した(0-1)。10分、キーパーが飛び出た隙を突かれ、続けて失点。「状況にあったプレーをするべきだった」(峯山)。0-2とビハインドで最終Qへつなぐ。
なんとか巻き返したい第4Q。開始早々、追加点を許してしまう(0-3)。全員がフル出場であるため、後半にかけて体力と集中力が続かず、疲れが垣間見えた。そんな中「諦めるな。気持ちあげていこう。」とキャプテンの峯山がチームを鼓舞する。8分には、峯山の巧みなスティック捌きでディフェンスを抜き去った。プレーでもキャプテンとして最後まで闘志を燃やし続ける。良い雰囲気づくりが功を奏し、残り30秒、同志社に何度もシュートチャンスが訪れた。激しい攻防が繰り広げられた結果、0-3で試合終了。関大相手に奮闘するも今季3度目の黒星を挙げた。
「代替わりに向けて良いチーム作りをしていきたい」(峯山)。新入生が2人入部したものの、今季も同志社部員だけでの出場は叶わなかった。秋季リーグに向け、体力を向上させると共に部員数を増やし、より同志社らしいプレーを見せつけろ。(文責・撮影:河村柚希)