陸上ホッケー部(女子)
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【陸上ホッケー部女子】全員で戦って掴んだ白星

2025年度関西学生ホッケー春季リーグ

 4月20日、関西学院大学三田グラウンド(兵庫県)にて2025年度関西学生ホッケー春季リーグが行われた。同志社は関大と対戦し、1-0で白星を飾った。

 関大は昨年に2部優勝を果たし1部リーグに昇格した因縁の相手だ。「新入生が入って同志社だけでチームを組めるようになったため、チームの指揮が上がっている」(佐伯・スポ4)とレベルアップしたチームで初戦に挑んだ。

パスを出す佐伯

 試合開始2分、三好(商1)がボールを持ち敵陣まであがると、PC(ペナルティーコーナー)を獲得。絶対に決め切りたい場面であったが、放ったシュートはゴールから外れ、惜しくも得点にはならなかった。その後、両者とも粘る互いのディフェンスから攻めることができず、無得点のまま第1Qが終了した。

 第2Q開始4分、同志社の反則により関大にPCを献上する。相手が力強いシュートを打ったものの、ゴールキーパーが好セーブを披露した。そこから勢いに乗り、同志社の攻める時間が続く。12分、下坂(同女2)がボールを奪うと、自らのドリブルでサークル内まで運ぶ。何度もゴールキーパーに阻まれるものの、果敢にシュートを打ち続ける。試合時間残り15秒のところで、新入生の中村(スポ1)がこぼれ球を押し込んだ。「フォワード達の勝ちたいという強い気持ちが出た結果だと思う」と主将・佐伯は得点のシーンを振り返った。1-0と先制し、前半を終えた。

攻める中村

 続く第3Qは同志社からのスタート。慎重にパスで繋ぎ、積極的に攻める。順調な立ち上がりを見せたが、6分には関大のPCを許す。しかし息のあったディフェンスの連係で、失点とはならなかった。10分、2度目の同志社のPCを獲得。岡本(商3)が狙いを定めて打つが、得点にはつながらなかった。最後まで得点は動くことなく、最終Qへ。

岡本

 迎えた最終Q。相手の隙を見てパスをつなぎ、何度もシュートを放つ。しかし、追加点を挙げることはできなかった。リバウンドを取られ、関大が攻める場面では、強靭なディフェンスでシュートを打つ隙を与えない。見事最後までリードを守り抜き、1-0で勝利を飾った。

ボールを運ぶ清水(商3)

 昨年は一勝もあげれなかった関大に待望の勝利。チーム目標の2部優勝に一歩近づいた。「関大はどっちが勝ってもおかしくない相手。ここで一勝できたことはチームとして勢いづく結果だと思う」(佐伯)。このまま勢いを止めることなく、次戦も勝利をつかめ。(文責・撮影:河村柚希)

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