５月８日、親里ホッケー場（奈良県）で行われた2022年度関西学生春季リーグにおいて、同志社は合同チームで出場し福井工業大学と対戦。９－０で敗北を喫した。

　昨年の春季リーグでは６－０で敗戦した相手。合同チームということもあり全員で練習することがなかなか難しい状況ではあったものの、「（相手への）マークを徹底することと、最後の笛が鳴るまでしっかりプレーする」（今井）ことを意識して試合に臨んだ。

　試合は第１Qから大きく動いた。開始３分、守備の隙をついてゴールへと押し込まれ、先制点を献上する。しかし、その後４つのPC（ペナルティコーナー）を奪われるものの、堅い守備で防ぎ切った。その後、細かなパスを繋ぎ自陣サークルへと向かう場面もあったものの、同点へと追いつくことはできない。

　第２Q開始直後３分にPC後から力強いシュートを決められ、さらに点差が開く。その後もボールを長い時間持つことができず、相手サークルへと運ばれる流れが続いた。

　後半戦も厳しい戦いが続いた。PCを奪われ連続で失点を重ねると、サークル内に侵入されシュートを決められてしまう。第３Q、第４Q通じて７失点。痛い敗戦となってしまった。しかし、峯山（スポ１）が相手のパスをカットし、相手サークルから自陣サークルまで運ぶ場面や、今井、佐藤（法４）がパスを繋ぎゴールまで迫るシーンも見られ、最後まで諦めない彼女たちの姿が垣間見えた。

　 次戦は対関大戦。毎回接戦を繰り広げてきた相手だ。守備を丁寧にこなしつつ、攻めの姿勢を貫くことを忘れずに挑み、いかなる局面でも勝ち切りたい。