陸上ホッケー部(女子)
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【陸上ホッケー女子部】2部リーグ3位で終幕

 11月12日、グリーンランドみずほホッケー場(京都府)で行われた2022年度関西学生秋季リーグにおいて、同志社は関大と対戦。3-4で敗北を喫した。

 前回の試合に続き対戦相手は関大。前回の試合では1点差、悔しい敗戦となった。リーグ最終戦となる今試合で4年生は引退となる。「今までの4年生とする試合の中で一番いい試合にしたい」(峯山)。4年生の引退を花道で飾るべく、何としても勝利をつかむため気合十分で試合に臨んだ。

円陣を組む選手たち

 第1Q序盤から激しい攻防が続いた。開始直後にPC(ペナルティコーナー)を奪われるもゴール前で防ぐ。しかし7分に守備の隙を突かれ、先制点を許した。

PCでの守備

 反撃したい第2Qも開始直後の2分にゴールを決められ、早くも2点差をつけられてしまう。しかし9分、峯山が動く。トップスピードと抜群のボールキャリーで相手ディフェンス陣を抜き去り、ゴールを決め1点を返した。

ボールを打つ赤井(理工4)
峯山(スポ2)のゴールに沸く選手たち

 ハーフタイムを挟んだ後半第3Qも、両者膠着(こうちゃく)状態が続いた。相手攻撃陣に攻め立てられるものの必死の守備で得点を防ぎ、守備からリズムを作る。すると13分、細かくパスをつなぎボールをゴールへと押し込み同点へ追いつくことに成功した。

ボールを運ぶ今井(商4)

 勝負の行方を左右する第4Qで試合が大きく動いた。開始6分、相手チームがゴールを決める。しかしそのわずか2分後、攻撃陣が懸命にパスをつなぐと峯山がゴールへと押し込み、今試合2点目。3―3とし試合を振り出しに戻した。この時点で残り時間は6分。是が非でも勝ち越したい同志社だったが11分、自陣サークル内での激しい攻防で競り負け4点目を献上。反撃するもわずかに及ばず試合が終了し、3-4で惜しくも敗北を喫した。  

 「3点得点することができて、試合内容も悪くなかった。要所要所で粘れず、負けてしまったことが悔しい」(峯山)。結果は負けてしまったものの、彼女たちの顔には全力を出し切った晴れやかな笑顔が広がっていた。合同チームとして出場した春季リーグ戦だったが、部員を集め同志社としての出場にこぎつけた秋季リーグ戦は2部3位で終幕。プレーができる喜びを胸に走り続けた一年間を糧に、必ず来季は大きな飛躍を遂げてくれるだろう。(藤本知優)

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