4月9日、立命館OICフィールド(大阪府)で関西学生ホッケー春季リーグが行われた。同志社は立命大と対戦し、0-12で大敗を喫した。
シュートを決められ落胆する金田(文情3)
「失点は5までに抑えて、2点は取る」(矢野・法3)という目標を掲げ挑んだ今試合。第1Qでは序盤から相手の猛攻に耐え抜く試合展開に。必死に相手のシュートを防ぎ、攻め入る時間を見つけることが出来ない。そして前半9分、DF陣の一瞬の隙を突かれ、先制点を決められる。(0-1)その後12分、カットしたボールを敵陣に運びカウンターのチャンスになるも、相手DFに阻まれ得点には繋がらない。
続く第2Q、立命大に圧倒的な実力差に防戦一方の試合展開。力の差がある中、必死に守備をするものの、5分にPCのチャンスを与えてしまい、失点(0-2)。続く7分、守備のスペースを相手が鋭いショットでゴールネットを揺らす(0-3)。続く12分、14分ではまたもや相手にPCにチャンスを与えてしまい続けて2失点してしまう(0-5)。一方的に攻め入れられる展開のまま前半を折り返した。
果敢に攻め込む坂間(商2)
迎えた後半では、前半戦と同じく立命大の圧倒的な実力差を見せつけられ、手も足も出ない状況が続く。チーム全員で必死に相手ATからボールを奪いにいこうとするものの、流れは変わらない。第3Qのみで6失点という結果で最終Qを迎える。
迎えた第4Q。これ以上点を重ねられる訳には行かない同志社は主将矢野を中心に果敢にプレーする。開始2分で相手にPCのチャンスを与えるも、好守備を見せ、決めさせない。そして7分にはカウンターからPCのチャンスを得る。
惜しくも決め切ることはできなかったものの、意地の攻めを見せた。なんとか無失点で終えたい最終Q。しかし、11分、相手に一瞬の守備の綻びを突かれてしまい、追加点を許してしまう。そして試合は0-12で終了。強豪・立命大に対し大量失点で試合を終えた。
点を決められた直後の同志社
主将矢野は、「選手個人の実力差を思った以上に感じた」と語った。
次戦は約1ヶ月後に行われる関学大との対戦。「立命大よりも自分たちのプレーを出せるように頑張りたい」(矢野)。今試合で露呈した個人技の部分を修正し、次戦では白星を挙げたい。
【文責:吉本光之介、撮影:倉田蓮大】