5月14日、親里ホッケー場(奈良県)で関西学生ホッケー春季リーグが行われた。同志社は福井工業大学と対戦。結果は4-1で惜しくも敗北を喫した。
雨上がりの天気の中、迎えた試合。互いに激しい攻防戦を繰り広げるも得点は動かない。開始から10分、相手のカウンターで怒涛の攻め込みを許し、浮いたシュートで得点を決められてしまう。しかし、雰囲気に飲まれず、その後の幾度も攻め込まれたシュートエリアからの攻撃を防ぎ、第1クウォーターを終えた。
迎えた第2クウォーター。両大学共にシュートチャンスが訪れるも進展ない。しかし、開始から3分、大きく相手陣に入り込み、開始から最大のシュートチャンスを迎える。選手が追いかけるも、間に合わず得点には繋がらなかった。続く開始から6分。福井工大のPCが訪れるも相手のシュートミスで難を逃れた。順調に進むディフェンスが画崩れたのが開始から12分。相手にシュートを入れられてしまい2−0。ラスト1分を切った中でPCを防衛し、クウォーターが終了した。
第3クウォーターでは得点を決めたい同志社。両者共に、シュートチャンスやピンチは訪れないまま開始から12分も経過する。ここで相手のPCが訪れる。ここを見事に防ぎ切り、体制を持ち直した。ラスト14分、21がカウンターで見事にシュート。「フォワード陣の中で一ゴール決めることが目標だったので、得点を決めれて嬉しかったです」(冨田・法2)。初得点を決めたことでチームに活気が戻った。
挑む最終クウォーター。第3クウォーターでの最後の得点から好調の勢いが見える、攻めに貪欲なプレーが見られる。しかし、両者が譲れない戦いを続ける中、2失点を許してしまい惜しくも敗退。「攻撃面に関しては今シーズン初得点で良かったが、守備に関しては相手のレベルを見ても、もっと守れたと思いました」(矢野・法4)。次戦は順位入れ替え戦に挑む同志社。必勝の想いで勝利を勝ち取れ。