陸上ホッケー部(男子)
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【陸上ホッケー男子】入替戦制し、一部リーグ残留決定

7月2日甲南大学六甲アイランドキャンパスホッケー場(兵庫県)で関西学生ホッケー春季リーグ入替戦が行われた。同志社は中京大と対戦し2-1で勝利。入替戦を制し、一部残留を確定させた。

迎えた試合当日、第1クオーターから攻めの姿勢でゴールに向かう同志社。選手全員が攻めるプレースタイルで戦いは進む。開始8分、同志社にシュートチャンスが来る。スクープで一気に前線へ運び、ゴールに迫りシュートを放つ。一度は防がれたものの諦めることなく怒涛の攻撃が功を奏し、先制に成功した。第1クオーターは両者譲らぬ攻防が展開されるも、1-0で終了。
次の第2クオーター。1クオーター目と同様に声を掛け合いながら、ゴールに迫る。ボールを奪うと一気にラインを上げ、相手にプレッシャーを与えた。相手の隙を付き華麗なパス回しから富田(法2)がシュートを決め、追加点を挙げた。その後も果敢にゴールを攻めるも相手のディフェンスに制され、リードを離すことはできなかった。前半戦を2-0で折り返した同志社。更に点差を離すべくハーフタイムでも選手同士で話し合い、後半戦に向けて一致団結した。

パスを出す金田(文情3)

運命の後半戦。互いのチームから点を取る闘志が垣間見える。後半戦は前半戦の勢いとは裏腹に、相手に押される展開に。終始試合のペースを握られ、攻められることが多かった。しかし、同志社のDFも鉄壁の布陣を備える。怪我を恐れない強気なディフェンスで相手のゴールシーンを奪う。PCの危機が襲うも、塚野(生命2)の見事なセーブもあり失点することなく第4クオーターへと進んだ。
 最終クオーターでは幾度となくピンチが訪れる。自分たちのミスからボールを奪われることが多く、PCを献上。一度目のPCでは金田の好セーブが光るも、二度目のPCで遂に失点を許した。悪い流れを断ち切るべく大きな声でコミュニケーションを取るも相手の勢いは止まらない。その後も連続でPCの危機があったもののDFの活躍もあり、2-1で試合終了。全員で守り切り、勝利を掴んだ。

ボールを奪う坂間(商1)

 今季良い結果を出せていなかった同志社。試合を振り返って主将の矢野(法4)は「今季勝ててなかった中で最終戦で勝利できてよかった」と一部リーグ残留に安堵の表情を見せた。春季リーグ戦での課題を克服し、更に成長を遂げる男子陸上ホッケー部の歩みは止まらない。(撮影・文責:駒嶺錬)

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