関西学生ホッケー秋季リーグ戦第１節

　10月15日、関西学院大学陸上ホッケー場(兵庫県)で関西学生ホッケー秋季リーグ戦第１節が行われた。同志社は関学大と対戦し０-３で敗北を喫した。
　第１クォーターから攻められる展開となった。開始３分、相手の巧みな技術で前線へ突破される。強気なディフェンスを見せるもSPを与え、試合開始早々先制点を許した。その後も更に追加点を与え、第１クォーター目を０-２で終えた。
　第２クォーター目、同志社にシュートチャンスが来る。スクープで一気に前線へ運びゴールに迫り坂間（商２）がシュートを放つも防がれた。開始７分、相手のパスボールを奪うと一気にラインを上げ、相手にプレッシャーを与えた。相手の隙を付いた華麗なパス回しでゴールに迫るも得点することができない。その後も果敢にゴールを攻めるも相手のディフェンスに制された。前半戦を０-２で折り返した同志社。逆転にかけてハーフタイムで選手同士で話し合い、後半戦に向けて一致団結した。

　運命の後半戦。互いのチームから点を取る闘志が垣間見える。後半戦は前半戦の勢いとは裏腹に、積極的な攻めの姿勢を見せる展開に。終始試合のペースを握ることに成功したが、未だ点数を挙げられないまま、最終クォーターへと進んだ。　

　最終クォーター開始直後ピンチが訪れる。坂間がイエローカードをもらい、同志社の人数が１人欠けてしまう。まさかの展開につけ込まれた。自分たちのミスからボールを奪われることが多く、PCを献上。一度目のPCではケガを恐れないディフェンスが功を奏すも、二度目のPCで失点を許した。その後も積極的にゴールに迫るものの、１点が遠く０-３で試合が終了した。

　新主将の金田(文情３)は「自分たちのホッケーをするだけ。１Q〜４Qまで通してやるべきことをやれば、自ずと結果はついてくると思うので、チーム全員で勝利を掴み取りたい」と次の試合を見据えている。全員総力で勝利を掴み取るために選手一人一人が躍動する。（撮影・文責：駒嶺錬）