陸上ホッケー部(男子)
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【陸上ホッケー部男子】入れ替え戦に向けて、一歩前進

2025年度関西学生ホッケー秋季リーグ戦

 11月9日、立命館OICフィールド(大阪府)にて2025年度関西学生ホッケー秋季リーグ戦第3節が行われた。同志社は名古屋大と対戦。雨が降り続き、グランド状況が悪い中同志社は5-0で勝利し、圧倒的な実力を示した。

 「チーム的にも昨日の敗北を引きずってはいなかった」(宇野・社3)。前日に行われた阪大戦で敗北を喫したが、チームは気持ちを切り替えて今試合に挑んだ。

仲間の位置を確認する宇野

 大雨の中、第1Qがスタート。足場が悪い中、同志社は果敢に攻め入る。開始7分、パスでゴールまでボールを運び、シュートに成功。その後も攻撃のチャンスを逃さず、パスを回すが、相手のDFに阻まれ1−0で終えた。

 第2Q序盤、同志社は積極的に攻め込み、サークル内へ切り込んでシュートを放つ。PC(ペナルティコーナー)を獲得するも、相手DFの粘り強い守備に阻まれ得点には至らない。それでも相手からボールを奪い返し、攻勢を維持。ロングパスからチャンスをつくる場面も見られたが、笛の判定により惜しくも相手ボールに。終盤には再び好機を迎えるも決め切れず、1−0のまま試合を折り返した。

 第3Q、開始11分にゴール前の混戦から工藤が押し込み追加点。さらに9分30秒にはPCから堀(文4)が森田(商4)のアシストを受けて強烈な一打を決め、リードを広げた。守備陣も集中を切らさず、相手のフリーな場面ではキーパーの好セーブが光る。「練習してきたパス回しが上手くできた」(宇野)。その後もテンポの良いパス回しでチャンスを作り、残り20秒で足立(文1)がゴール前で冷静に狙いを定めて追加点。人の多いエリアを抜ける見事な一撃で締めくくり、第3Qだけで3得点を挙げた。

ゴールを見る森田

 勢いそのままに逃げ切りたい第4Q。開始5分、パスで繋ぎゴール付近まで運んでいくも、シュートには至らなかった。その後も、チャンスを何度か迎えるが、GKに阻まれ追加点獲得はならず。残り時間5分でPCを獲得するも、相手のDFにシュートを防がれた。しかし、続く1分後に再度PCを獲得。工藤(法3)が味方からのパスを受け、正面からゴール。仲間との巧みな連携が光る追加点となった。終始隙を見せない試合展開となり、5−0で同志社が勝利した。

走る富田(法4)

 他校のスコアによっては入れ替え戦に出場できないため、次戦も勝利は最低条件だ。「必ず勝って良い締めくくりにしたい」(宇野)。4回生の引退に向け、チーム一丸となって集大成を示せ。(撮影・文責:津田花暖、礒川紘花)

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