陸上ホッケー部(男子)
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【陸上ホッケー部男子】チーム力で1部残留決めた

7月24日に甲南大学ホッケーグラウンド(兵庫県)で2022年度関西学生ホッケー春季リーグ入れ替え戦が行われた。同志社は2部1位の中京大と対戦し、2―1で勝利。1部残留を決めた。

円陣を組む

前回の試合からフォーメーションを変えて挑んだ今試合。今までの3トップの配置から、安定感を持たせるため前線を2人、中盤を4人に変更した。

同志社は序盤から積極的に攻め続ける。開始8分、深沢(法4)のシュートで先制。上々の立ち上がりを見せる。その後12分には、堀(文1)がパスしたボールを主将池田(スポ4)がシュート。2点目を獲得した。第2QはPC(ペナルティコーナー)に持ち込むも、決定力に欠き得点にはつながらない。徐々に体力も切れていき、追加点を得ることなく2点リードで前半を折り返す。

得点を決めたときの選手たち
ボールを運ぶ矢野

迎えた後半は攻め切れない状況が続き、同志社の体力面での弱さが顕著に現れ始める。坂間(商1)もルーキーながら積極的に指示を出す場面が見られた。そして第4Q8分、中京大のリバースヒットを止められず、1点を許す展開に。「集中力が切れていた」(大河原)。残り10秒で獲得したPCも生かせず試合は終了。後半に追加点を奪うことはできなかったが、2−1で1部残留を決めた。

経験者が多く、技術力も高い中京大相手に対して“チーム力”でつかんだ勝利だった。「1部の中でやるからこそ成長できる部分があって、今後のことを考えても1部に残れてすごくよかった」(池田)。しかし「立ち上がりは良かったが、前半の最後からは体力が切れてコミュニケーションも取れなくなっていて、第1Qの良かった部分を継続できなかった」(矢野・法3)と体力面での課題を残した。

悲願の1部昇格を果たし、新たな環境でスタートした春リーグ。メンバーが9人しかいないという試合出場さえ危うかった状況から、9人の新入部員を迎え、1年生が得点に絡むほど部全体として大きな成長を遂げた春だった。

またこの試合を持って代替わりし、チームは3年生主体へと移行。夏からは4年生がサポートにまわり、基礎的な部分を固めつつ、体力面での強化を図る。春リーグで勝ち星を挙げることができなかった悔しさをバネに、秋リーグこそ1部で1勝をつかみ取る。(大江可憐)

集合写真

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