4月16日、サンコーインダストリーpresents 2023関西セブンズフェスティバルが東大阪市花園ラグビー場第1グラウンドにて行われた。主力メンバーが同日の帝京戦に挑む中、春シーズンに弾みをつけるべく、今年度初の公式戦に挑んだ。
初戦で対したのは摂南大。開始2分、同志社の反則から一気に自陣に攻め込まれ先制を許す。その後も、連携プレーでのミスが目立ち、摂南大が連続でトライを獲得。「組織的に動くことができなかった。」(田中・商4)反撃に出たい同志社だが、得点つなげることができない。敵が優勢のまま0-14で前半を終えた。
後半、摂南大の勢いを止めたい同志社。
同3分で内田(政策4)が相手のディフェンスの隙をついて30mを一気に抜き去りトライ(5-28) 。チームを勢いづける。さらに終盤にトライを追加するも、勢い及ばず敗退した(10-28)。
準決勝進出へわずかな望みを残し迎えた 2戦目は、中京大との対戦。ダビデ(社1)が相手のミスを逃さずボールを奪い、先制トライ(5-0)。しかし、その後は自陣でプレーする状況が続き、敵の反撃を受ける。同5分、外国人選手にディフェンスを突破され、同点に追いつかれる(5-5)。その後も連続トライを許し、逆転されたまま後半に持ち込まれた。
後半開始早々、スペースの間を突く連携プレーでトライを奪われる(5-17)。点差を広げられ、その差を縮めたい同志社。後半4分相手のディフェンスに阻まれる中、ダビデが、フェイントを掛けて敵の間を抜け、トライを返した(12-17)。その後、山本(スポ3)が1トライを返すも追加点を奪われ、勢い及ばず17-24で試合終了。
「部員全員が他人事じゃなくて、自分事として負けを捉える事ができるかが鍵だと思います。」(橋野コーチ)。同日の帝京戦でも敗北を喫した同志社。今日の敗戦をばねに次戦では勝利を飾れるか。春季トーナメントでの関西王者奪取を見据え、気持ちを新たに突き進む。(文責・中田悠里、撮影・浅川明日香)