ラグビー部
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【ラグビー部】チャレンジリーグ優勝を飾る

6月24日、同志社大学京田辺キャンパスラグビー場(京都府)で京都チャレンジリーグ順位決定戦が行われた。同志社はSHIMADZU Breakers(以下、島津製作所)と対戦し、負傷者を出しながらも奮闘。31ー25で勝利を収め、優勝をつかみ取った。

指示を出す松尾(ILA4)

 晴天の中、同志社のキックオフから試合開始。数分間は互いに反則を取られたものの、試合が大きく動くことはなかった。前半9分、島津製作所の攻撃を受ける中、ラックを乗り越えようとした11内田(政策4)が右足を負傷し一時退場。そのまま試合は継続され、数的有利を生かしオフロードを使った島津製作所にトライを許してしまう。キックは外れ、0ー5と先制点を奪われた。

パスを出す藤田海

 リスタートから内田が復帰。同志社はキックオフからのこぼれ球をキャッチし、ビックゲインで相手の22㍍ラインまで進む。ゴールライン前でグラウンド右端にキックパスを通し、受け取った内田がトライ(7ー5)。

 激しい攻防戦が続く中、前半14分。藤田海(商3)のゴロキックを田中勘(法3)がキャッチし、空いたスペースにラン。そのままトライを決め12―5とリードを広げた。その後はペナルティゴールで失点を許すも、試合の主導権は同志社が握り、追加点を獲得。24―11で前半が終了した。

ゴールラインを駆け抜ける内田

後半開始からわずか1分、ギャップを突かれた同志社はトライを許す(24―18)。その後も12北平(法4)が足の負傷で退場し、ペースが乱れる。次に得点を挙げたのは後半22分。鈴木(政策3)が翻弄(ほんろう)させるステップで相手を抜き去り、トライ(31―18)。「味方がいいディフェンスで繋いでくれたボールを得点につなげられた」(鈴木)。その後は互いにボールを奪い合うプレーが続き、点数は動かない。後半27分、島津製作所がモールで大幅にゲイン。トライを取られてしまい、1トライ1ゴールで逆転可能な点差まで詰められた(31―25)。その後も島津製作所が連続攻撃を繰り広げるも、点数が動くことなく試合終了。序盤のリードを守り切り、チャレンジリーグの優勝をつかみ取った。

トライを決めた鈴木

 接戦の中、今試合のテーマに掲げた「しつこさと激しさ」で勝利を果たした同志社。決勝戦を終え、宮本監督は「勝ち切れてよかった。勝ち切って最後まで我慢できたことが一番よかった」と語った。春シーズンは残り2試合。この優勝を自信に変え、チーム一丸となって関西の頂を狙う。(文責:倉田蓮大・撮影:勝部健人・浅川明日香)

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