【本日のスタメン】
1.李(法1)2.斎藤剛(法1)3.谷井(社1)4.船井(社1)5.林道(商1)
6.山崎周(社1)7.山田満(政策1)8.中谷(法1)9.石黒(商1)10.徳山(経1)
11.石本(経1)12.村岡龍(法1)13.多久島(スポ1)14.吉田(社1)15.隅田(法1)
16.土肥伶(法1)17.是枝(文情1)18.丸尾(スポ1)19.丹羽(スポ1)20.日下部(商1)
21.鈴木貴(文情)22.川崎(スポ1)
5月5日、同志社ラグビー祭・新入生歓迎試合が同志社大学京田辺キャンパスラグビー場(京都府)で行われた。天理大の1年生と対戦した同志社は24-29で敗北。一歩及ばず惜敗も、紺グレを身にまとった新入生が奮闘を見せた。
30度に迫る暑さの中行われた今試合。期待の若手たちを一目見ようと多くの観客がラグビー場に駆け付けた。
開始早々、石黒が敵陣深くへ一気に攻め込み先制トライを決める(7‐0)。幸先の良いスタートを切った。しかし連続トライを奪われ逆転を許す。その後もゴールライン前のラインアウトをものにすることが出来ず、7‐10で前半を折り返した。
ハーフタイムにはチアリーディング部とラグビー部5名によるコラボ演舞が披露された。ポムを手に持ち、華麗に踊る姿に会場の熱気はさらに高まる。観客席からはコールや手拍子が送られ、多くの観客を笑顔にした。
後半戦、開始1分で試合が動く。ターンオーバーから素早くスペースを突かれ、そのままトライを許した(7‐17)。同15分には隅田が自陣から敵陣深くまで独走。最後は隅田からのパスを受け取った鈴木貴がフィニッシュ(12‐17)。観客は大いに盛り上がった。その後、再び突き放されたが同25分には密集から左にボールを展開、徳山がインゴールに持ち込んだ。コンバージョン(CG)も成功し、5点差まで追い上げ逆転へ望みをつなげた。さらに試合終了間際にトライを追加するも、1トライ差で敗北を喫した。
「FWの中でラインアウトのチャンスのところでのボールのミスだったりとか、決めきれるところ決められなかった」(李)と課題点を示す。一方で、ゲームキャプテンを務めた隅田は「練習試合80分通してどんどんチームがまとまっていったように感じてた」と手応えをにじませた。留学生をも擁する天理大相手に互角の戦いを見せた若手選手の成長に期待がかかる。
(文責・渡邉柚果、撮影・勝部健人、平沼栞)
【試合後のコメント】
○ゲームキャプテン:隅田(FB)
ーー今日の総括
今日の試合は勝つことを目的にやってたんですけど、練習時間が短いのもあって前半はチームの中ですれ違いがあったり、ちょっとミスが多くて。後半それを立て直してなんとか攻めることできたので、前半からそれができてたら良かったかなと思います。
ーー同志社の練習環境で感じること
今年は基礎から作らないといけなくて結構走ることが多かったです。でも今日80分初めてやったんですけど、そういうしんどい練習したからなんとか走りきれたかなと思います。
ーー高校時代の日本代表の経験をどのように生かしたいか
やっぱり自分が高校日本代表になったっていうのもあって、引っ張っていく存在にならないといけないと思ってるんで。プレー以外の生活面でもチームをもっと引っ張っていけたらいいなと思います。
ーー今後の目標
やっぱり1年生から紺グレ着ることが目標なんで、紺グレを着てチームにもっと貢献して、正月の頃とかには国立に立てるような選手になりたいと思っています。
○李(PR)
ーーセットプレーの完成度
スクラムはペナルティがあったんですけど、全体的に勝ててたので85%ぐらいでラインアウトはチャンスのところで取り切れなかったので50%ぐらいです。
ーー同期の雰囲気
全体的に自分たちが相手のペナルティーをとった時は盛り上がるんですけど、やっぱり相手のペースになった時の声を出す人が少なかったり、食い込まれた時の盛り上がりっていうのが自分たちから声が出なくて相手に飲み込まれるっていう部分があったので、そこを改善していきたいです。
○徳山(SO)
ーー試合前の雰囲気
試合慣れとかした選手たちが基盤になってまとめてくれて、みんなもちゃんと試合に向けてムードをあげれたので良かったと思います。
ーー理想の選手像
自分はラグビーIQとかゲームの組み立て方とかが全然レベル高くないので、やっぱり同志社大学の先輩とか上手い人たちと練習して色々学んでポジションとして役割を果たせるような選手になりたいです。