ラグビー部
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【ラグビー部】春季トーナメント初戦を14トライで圧倒

関西大学春季トーナメント

1.谷井(社1)2.荒川駿(法2)3.土井(社4)4.寺北(スポ4)5.柏村(社2)

6.鈴木崇(政策4)7.久保(社会4)8.林慶(スポ3)9.池上(神4)10.大島(スポ3)

11.上嶋(スポ2)12野村(スポ4)13. ファイアラガ(社2) 14.岩本(社3)15.村岡麟(文情4)

Re. 16.末次(法2)17.前田(スポ2)18.笛木(商3)19.木村圭(政策4)20.山中(スポ4)

21.川端(スポ4)22.立川(社会3)23.桃田(商3)24.中村大(経3)25.永住(スポ4)

 5月12日、同志社大学京田辺キャンパスラグビー場(京都府)で2024年度関西大学春季トーナメント1回戦が行われた。この日は中京大と対戦。88-3で相手を0トライに抑え次戦に駒を進めた。

 雨雲が戦場を覆う中、同志社のレシーブから幕を開けた今試合。開始早々、試合が動く。前半4分、同志社の反則から中京大がPG(ペナルティーゴール)を選択。30㍍程の距離はあったものの、中京大がこれを成功し先制点を許した(0-3)。

トライ後ハイタッチを交わす荒川駿

 しかし、ここから紺グレ戦士の猛攻が始まる。前半9分、ラインアウトからフォワード陣が縦に走り込み徐々に相手を押し込む。最後はファイアラガがトライし逆転に成功(5-3)。続く13分には、強靭(きょうじん)なフィジカルを生かしたフォワード陣の攻撃からペナルティを誘発。タッチキックを選択し敵陣5㍍ラインアウトからモールで押し込み堅実に追加点を挙げた(12-3)。

コンバージョンキックを蹴る大島

 同志社の勢いはまだまだ止まらない。同20分には、上嶋からオフロードパスを受け取った岩本がそのままインゴールへ飛び込み追加点(19-3)。続く同33分には、中京大ラインアウトボールをスティールした荒川駿がそのままトライを奪いリードを広げた。(26-3)さらに同35分には相手のミスから敵陣でターンオーバーをすると、大外へ展開して大島がグラウンディング(31-3)。先制点こそ許したもののその後は終始同志社のペースで試合を運び前半戦を終了した。

インゴールにボールを運ぶ上嶋

 前半に続いて、点差を広げたい後半戦。同志社の勢いはさらに加速した。後半0分、相手ディフェンスラインのスペースに上嶋が走り込みノーホイッスルトライ(38-3)。同4分には上嶋からパスを受け取った池上が華麗なステップで相手を翻弄(ほんろう)し、インゴールへ飛び込んだ(45-3)。

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声をあげディフェンスラインを揃えるフォワード陣

 その後も同7分と同9分にそれぞれトライを決めて相手を突き放した(59-3)。後半開始10分で4トライ4ゴールの28点を追加した同志社。さらに同16分と同19分には野村が立て続けにインゴールへ飛び込んだ(69-3)。同23分にはトライを奪おうと相手も果敢に攻めてくるが、柏村のジャッカルが炸裂。ディフェンスでも相手を圧倒した。同31分には、またも敵陣ゴーンライン前ラインアウトからモールで押し込みグラウディング(74-3)。さらに同37分には、野村からパスを受けたファイアラガが本日2本目のトライで追加点を挙げた(81-3)。同37分には久保がダメ押しのトライ。同40分には自陣5㍍ラインでスクラムのピンチを招くも、川端が相手SHからボールを奪い難なくしのいだ。そのまま88-3で大差をつけ勝利。寺北組15人制の試合で初白星を飾った。

 前後半あわせて14トライと春季トーナメント1回戦目から闘志を爆発させた寺北組。次戦は昨年度全国ベスト4まで登り詰めた京産大と激突する。「今までやってきたことを全部出して挑みたい」(ファイアラガ)。強豪相手に屈することなく、チーム一丸となって勝利を目指せ。(文責・西川有人、撮影・俣野百香、湊結子)

【試合後のコメント】

○キャプテン:寺北(LO)

ーー試合の総括

前半の最初の方とかも危ない場面があったんですけど、ノートライに抑えられて、大量得点できたところは良かったです。でも、スクラムとか細かいブレークダウンのところとか、まだまだ課題はいっぱいあるので、次の京産大戦に向けてそういうところはしっかりしていきたいと思います。

ーーハーフタイムになにか声掛けや戦術的なアドバイスはされましたか?

ユニットに対してはしっかり喋って、ディフェンスのところの幅をもっと取っていこうって言って、相手のアタックの幅が狭かったんですけど、そこでもこっちはディフェンスでは幅を取って相手にプレッシャーをかけて上がっていこうっていうのを試合前から話していたんですけど、前半もっともっとできるっていうところがあって、(酒井)優さんとか中尾さんから、もうシンプルに元気よく楽しんでやっていこうっていう声掛けがあったので、それのおかげでしっかり後半の入りで全員がアグレッシブにアタックしていい試合になったのかなと思います。

○村岡(FB)

ーー開幕戦はどのような気持ちで迎えたか

自分たちにフォーカスして、今まで新チームが始まってきてから積み上げてきたものをしっかりこの試合で出すっていうところに重点をおいてやってきました。

一ー2回戦・京産大戦に向けての意気込み

京産大はフィジカルとブレークダウン、セットプレーでとても強いチームなので、そこのコンタクト局面でしっかりこっちが引かないように、そこのフィジカルの局面の準備っていうところと、相手の強みだったり弱みであったりをしっかり分析してやってきたいなと思います。

○池上(SH)

ーーゲームプラン

このような試合展開になるのは大体予想できていたので、ただアタックし続けるのではなくて、しっかり今後の試合を想定した、戦術やアタックの仕方を意識していました。

ーー自身のプレー振り返って

まだまだ最初の方は結構ミスとかがあったので、やっぱりスクラムハーフっていうのは試合の流れを作るポジションだと思うので、もっと自分の力で周りを、チームを勝たせられるようにしていけたらいいなと思います。

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