2024ムロオ関西大学ラグビージュニアリーグ第1節
1.潰田(経4)2.長島(スポ3)3.上野(商4)4.小野(経4)5.永住(スポ4)
6.土肥祥(政策4)7.柏村(社2)8.新井(スポ3)9.石田(法3)10.瀧川(法2)
11.下平(経2)12.野村(スポ4)13.塩尻(法4)14.横畠(法4)15.桃田(商3)
Re16.笛木(商3)17.前田(スポ2) 18.土井(社4)19.山田虎(法3)20.北堀(文情3)
21.川端(スポ4)22.村岡(文情4)23.中堂(商4)24.堀部(政策4)25.中村壮(経2)
9月28日、同志社大学京田辺グラウンドで2024ムロオ関西大学ジュニアリーグ初戦が行われた。京産大と対戦し、接戦を繰り広げるもラストワンプレーで逆転を許し27-29で惜敗した。
先週に行われたAリーグ対京産大戦と同じく、同志社が先制した。前半2分、相手が自陣ゴールライン前でのラインアウトを決めるもターンオーバーに成功。「走り切らないといけない場面だったのでトライまでつなげられてうれしい」(桃田)。ラストパスを受け取った桃田が約自陣22㍍から快速を飛ばし、インゴールへ。力強いガッツポーズを決め、幸先の良いスタートを決めた(5-0)。
均衡した状況の中でも再びボールを奪い返すなど相手に主導権を握らせない。しかし、同28分相手ラインアウトからモールで押され、ピックアンドゴーで一時逆転を許された(5-7)。
だが、同志社も攻勢を強める。同34分にはけがから復帰した村岡麟を起点に敵陣深くまで攻め込む。トライを奪取するも、その後規律が乱れ、12-14で前半を折り返した。
後半も幸先の良いスタートを切る。同4分に反則を誘発し、マイボールラインアウトを獲得。敵陣22㍍からの絶好機を生かし、FW陣がモールで粘ると、それに応えるようにBK陣が左に展開する。桃田からラストパスを受け取った横畠がインゴールに飛び込んだ(17-14)。
その後は前半と同じように、シーソーゲームが繰り広げられた。強化したディフェンスで対応しながら相手のミスにつけ込み、得点板を動かす一方で、規律の乱れが目立ち、何度も振り出しに戻される。それでも同27分、村岡麟の見事なアシストを受けた川端がギャップを突き、必死のトライ(27-24)。このまま粘り勝つかと思われたが、試練が訪れる。「不用意なペナルティーがあった」(村岡麟)。同38分、反則を犯し約自陣10㍍からの相手ラインアウトに。これを成功されると、ディフェンスラインの乱れをつかれ自陣深くまで侵攻を許す。同42分、再び自陣ゴールライン前からラインアウトからモールで一気に前進される。逆転トライを許し、27-29で試合終了した。
Aリーグで完敗を喫した相手だけにリベンジに失敗した悔しさが募るも、強豪相手に接戦まで持ち込んだ収穫は大きい。「今日のディフェンスは天理相手にも通用するところだと思うのでそこは継続して、ペナルティーやミスをしてしまったところを修正して絶対に勝ちたい」(永住)。明日には、Aリーグ対天理大戦が待ち受ける。勢いを加速させ、下馬評を覆してみせる。【文責・俣野百香、撮影・岡本和香】