2024関西大学ラグビージュニアリーグ第2節

本日のスタメン

1.潰田（経4）2.長島（スポ3）3.土井（社4）4.小野（経4）5.永住（スポ4）

6.土肥祥（法３）7.柏村（社2）8.久保（社4）9.田中心（法2）10.村岡麟（文情4）

11.横畠（法4）12.野村（スポ4）13.塩尻（法4）14.上嶋（スポ2）15.桃田（商3）

Re16.笛木（商3）17.前田（スポ2） 18.谷井（社1）19.山田虎（法3）20.三井（政策2）

21.川端（スポ4）22.瀧川（法2）23.下平（経2）24.堀部(政策4)25.北堀(文情3)

10月5日、天理大学白川グラウンドで、2024ムロオ関西大学ジュニアリーグ第2節が行われた。天理大と対戦し、接戦が続くも1トライ差で惜敗した。

曇り空の中、天理大からキックオフ。開始序盤から両者スクラムが多い展開となった。前半5分、相手のキックパスが成功し、今試合初の失点ピンチに追い込まれる。一度はボールを取り戻すものの、相手の独走を許し先制点を奪われた（0-5）。しかし、同10分で同志社の猛攻にアドバンテージが出され、村岡麟が数的不利を突いたトライを成功させた（7-7）。「フォワード陣が頑張ってくれたおかげでチャレンジできた」（村岡）。＠＠＠

その後、セットプレーとキック合戦が続く中でチャンスは同25分に訪れた。上嶋から横畠への連携パスを機に、左ライン際から抜け出す。トライ前でタッチとなるものの、すぐさまモールを展開し追加点を奪った。しかし、劣勢の中で天理大が猛攻を見せ、ディフェンスの隙から大幅に後進し失点（12-14）。続くプレーでもボールの主導権を握られ、ポスト下にトライを許した（12-19）。

点差が開いてしまった同志社の前半ラストプレー。相手のノックオンからスクラムを展開し、敵陣5㍍ラインで最後のチャンスを得た。強靭（きょうじん）なタックルとチーム一丸となったモールでトライを奪い取り、試合の流れを修正（19-19）。「守備のほころびが目立ったが悪くない前半だった」（長島）。終盤で同点に追い付き、前半を折り返した。

後半開始から敵陣に大きく前進。同4分、上嶋がボールを奪取し、前方にキックパス。敵陣5㍍ラインまでのビックゲインにつながる。パスを受け取った塩尻がタックルをかいくぐり、後半1トライ目を成功させた（24-19）。しかし同11分、ボールの持ち主が激しく入れ替わる激戦の中、天理大に押し負ける展開が続き、連続失点を許してしまう（24-31）。

追い抜かれてしまった同志社は再び軌道を修正。テンポの速い攻撃をコンスタントに繰り出す。同17分。田中心と山田虎のパスによってディフェンスラインを出し抜き、得点を決めた（31-31）。さらに後半30分、海外選手を相手に横畠のタックルが刺さり、ターンオーバー。下平が数的不利を突き、ディフェンスラインを突破した。インゴールまであと約5㍍ラインまで前進し、村岡から上嶋へのロングパスが成功。試合終盤で38-31と貴重なリードを奪い取った。

点差を死守したい同35分。後に引けない天理大の猛進に対応が遅れ、失点（38-38）。互いに得点を狙い激しさを増す展開に。同38分に三井が危険なプレーを原因にイエローカードで一時退場となり数的不利なまま最終決戦となった。相手オフェンスは外へと流れ、弱点を狙われる。ラストプレーで失点を許し、試合終了となった（38-45）。

先週に続き、惜敗した内容に対して「キックオフ後や、プレーで簡単なミスが続いてしまった」と分析する上嶋。敗北が続く中、次週の対近大戦では日々の練習の力を示し、勝利の流れをつかみ取れ。【文責・倉田蓮大、撮影・俣野百香、河村柚木】