
2025関西大学ジュニアリーグ
【本日のスタメン】
1.李(法2)2.長島(スポ4)3.笛木(商4)4.舩井(社2) 5.山崎暖(政策4)6.前川(スポ1)7.山﨑周(社2) 8.廣崎(政策4)9.日下部(商2) 10.熊野(商4) 11.桃田(商4) 12.大前(商4) 13.趙(法4) 14.中村壮(経3)15.大島(スポ4)

9月20日、同志社大学京田辺キャンパスラグビー場(京都府)にて関西大学ジュニアリーグ第1節が行われた。
相手は先週行われたAリーグで勝利を収めた近大。「プランをしっかり頭に入れて戦った」(桃田)。Aリーグに続く白星を飾るため健闘を見せるも、35-57で敗北を喫した。
試合は序盤から動く。前半2分、自陣奥深くでの肉弾戦に押し負け先制トライを許す(0-7)。その後も、規律の乱れにより追加点を献上(0-14)。「ミスが重なり、自分たちのできる選択肢が狭まった」(長島)。流れを引き寄せたい同志社は同26分、ラインアウトモールから山﨑周が相手防御網を切り抜けトライ(7-14)。「いいイメージでアタックできて良かった」(山﨑周)。しかし、近大の勢いは止められず同30分、密集に生じた隙を突かれ被トライ(7-19)。続く同34分にも相手の独走により防御網を破られトライを許し、突き放される(7-26)。しかし同38分、長島がインターセプトから独走しトライゾーンに飛び込んだ(14-26)。前半戦終了間際の同40分、前川からラストパスを受け取った日下部がゴール中央へグラウンディング(21-26)。点差を5点に縮め、前半を折り返した。

後半1分、キックミスから相手ボールでスクラムを組まれると、中央から突破されトライを許した(21-33)。追いつきたい同志社は同4分、趙の中央突破から近大の反則を誘発。マイボールラインアウトから密集を作り、廣崎がうまく抜け出しトライに成功した(28-33)。
そのまま攻勢に出たい同志社は桃田の機動力を生かしたボールキャリーでチャンスを創出する。しかし、同15分ノットストレートでチャンスを献上すると、敵の攻撃を凌ぎきれずトライを献上した(28-40)。すかさず同志社も同22分に素早いサイド攻撃から大前がトライを奪い、喰らいつく(35-40)。このまま反撃に転じたい同志社だったがキックミスが相次ぎ、ピンチを迎えると相手の強靭なフィジカルに押されトライを返された(35-45)。
その後も試合の流れを取り返せず、笛木の負傷交代も重なると同36分、39分に立て続けに2トライを奪われ、リードを着実に広げられた(35-57)。「数的有利を活かせなかったところが敗因」(熊野)。一時は5点差まで迫るもあと一歩届かず、敗北を喫した。

「4年ぶりぐらいに開幕戦勝ってチームとしてもいい雰囲気なので、一戦一戦しっかり戦って勝ちを積み上げていきたい」(桃田)。今回の反省を活かし、次戦の関学大戦で勝利を目指す。(文責・馬場俊弥、藤本大次郎 撮影・磯川紘花、井戸美希、西川有人)