ラグビー部
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【ラグビー部】今後に期待がかかる明大戦

6月12日、パロマ瑞穂ラグビー場で第50回愛知県ラグビー祭、対明治大戦が行われた。紺グレは19-40で敗北。だが、強豪今シーズン昨年選手権王者の帝京大から白星を奪った明大相手に手ごたえを感じた部分もあり、今後へつなげる一戦とした。

ボールをキャリーする藤田

 「もう1回原点に立ち帰るというか、ゼロからスタートで絶対明治に勝つ」(大槻・商4)。屈辱的な大敗となった前戦から一転、気持ちを新たに挑んだ本試合。序盤からフィジカルを生かしたアタックで攻め込まれるも、開始15分間は耐え抜き、均衡を保った。先制を許してリスタートした前半19分、WTB渡邊辰(経4)がディフェンスの間を突き破り、敵陣へ大きくエリアを進める。だが、ノックオンからターンオーバーを許すと、走りぬかれ追加失点を許した。(0-14)

タックルを受ける江口

 3トライを挙げられ、関東の強豪からトライを奪うことは厳しいと思われた前半32分。明大のミスで崩れた体制から素早くパスを展開し、CTB大槻が敵ディフェンスを華麗に交わす突破力を見せつける。22mまで前進すると、空いた右スペースにWTB渡邊辰が走り込み1トライを奪った。(5-26)勢いに乗る同志社は、テーマの「バトル」を体現すべく、1人1人が強気なアタックを見せる。互いにペナルティが重なり、スコアは動かないまま後半へ突入した。

 強豪相手に物怖じすることなく、常に動き続けるアタックを仕掛ける紺グレ。「自分達のやってるラグビーが格上相手にも通用するということが分かった」(市川・法3)。後半6分、自陣からでもキックを選択せず、FB江口(社2)が相手を抜き去る。ミスから得点につなげることはできず、さらに1トライを許した。

走る市川

同15分、劣勢の中でも個々が強気を見せゲインを取る。続くラインアウトをチャンスに変え、FL奥平(法2)がゴールラインを割った。(12-33)ゴールライン間際の攻防も耐え、ゲームは動かずラスト10分へ突入。ブレイクダウンで敵陣に進撃すると、崩れたディフェンスの隙をつき、WTB芦塚(社3)が4トライ目を挙げた。最後まで一貫して攻める姿勢を続けるも、19-40で敗戦となった。

構える奥平

 立命大戦とは全く違う意味の「負け」となった愛知ラグビー祭。梁本組の築き上げる「常に動き続けるアタック」が実を結び、今後の糧となる試合とした。「もう絶対に負けられない。毎日毎日1日1日を大事に絶対勝つ」(大槻)。新たな同志社ラグビーを創り出す112代へさらなる期待がかかる。(文責・松久莉万)

○インタビュー

宮本監督

・先週の敗戦から1週間でどのような調整をしてきましたか?

ー先週は局面でバトル出来なかったのが反省点だったので、今週1週間は強豪明治さん相手にテーマはバトルということで、コンタクトの局面であったり、1対1の局面であったり、そういった面でバトルに負けないというところに力を入れました。何かプレーを調整したとかではなく、そういったところをしっかりやってきたので、そこでしっかり前に出してくれたのは収穫かなと思います。

・自陣でも蹴らずに攻めるというやり方が上手くいっていたように見えましたが、手応えはいかがですか?

ー選手とコミュニケーションを取りながら、蹴らないといけない場面では蹴るという、今日は選手がしっかりと考えて判断して蹴っていったので、そういった部分では相手のディフェンスをコントロールできる時間も多く取れたというのがあると思います。

・試合中の監督からの声かけに「フラッシュ」や「ビッガ」という言葉がありましたが、どういった意味ですか?

ー(フラッシュは)「相手より動く」ということ。あとは、ビッガというのはback in gameの頭文字から。立って次のプレー、次のプレーと勢いを止めないという意味でこのようなコールをしました。

・今試合を通して、収穫点、課題点はありますか?

ー収穫点はアタックできたことです。1番やりたいアタックをしっかりスペースまで運んでいけたというのが、始まってから初めてできたゲームなので、明治さん相手にしっかり出来たという自信が次につなげられたらなと思います。

課題点は、最初のゲームの始まり、お互いに元気がある時にフィジカルで持っていかれると直ぐに負けてしまうので、そこはこれからもっと強化していかないといけないと思いました。

・次のトーナメント(関学戦)、慶応戦に向けての意気込み

ートーナメントは負けられないので、今日の良いとこと反省を次に生かして、しっかりアタックしていきたいなと思います。

LO主将・梁本

・先週の負けを受けて「もう1回見直す」っていうことをインタビューで仰っていたと思うんですが、どういう所を調整されてきましたか?

ーまずは、第1に1対1で勝負に出るということ、絶対にそこを引かない前に出るっていうのを練習中から言っていました。やっぱり、ディフェンスの所が最初は全然ダメやったんで、そこも1回みんなで見直しました。

・客観的に見ていて、マインドが今回の試合は違うのかなと感じましたが、チームとして「やってやるぞ」みたいな感じでやられていた部分とかありますか?

ーはい。去年、自分たちが帝京にボロ負けした試合があるんですけど、それが見てた人たちから「戦う前から試合する気なかった」とかそんな感じで言われて、やっぱり実際それはちょっとチームの中にあったので、それを見直すためにも今週明治っていう強い相手に対して気持ちの面では負けないって自分たちは言い続けてきたんで、しっかりそれが今日出せたので、そこは良かったかなって思います。

・セットプレーの部分、ラインアウトとかスクラムとかを振り返ってみていかがですか?

ー先週の見直すっていうので、セットプレーの所はラグビーをやる上で重要になってくるんですけど、今日の試合はセットプレーで、全然ちょっとダメだった。チームに迷惑かけた部分もあるし、やっぱりそのセットプレーっていうのは今後も課題で、今後はちょっと強みになることを目指してあげていきたいです。

・プレーの具体的な部分で「通用したな」っていう点と課題点はありますか?

ー今年の「プレーで動き続ける」っていうのが自分たちのスローガン「MOVE」にも繋がってくるんですけど、プレーでは動いて動いてのことはできたかな。でもまだまだコンタクトの部分でちょっと受けてしまった部分もあるので、それは今後の課題でもあるかなと思います。

・これから連戦が続くと思うのですが、これからの試合に向けて意気込みをお願いします。

ー春シーズンは先週負けてしまったので、来週も絶対まずは勝つことを意識しないといけない。まずはそこをしっかり勝って、1個1個目の前の試合を全力で勝ちに行きます。

CTB大槻

・今日の総括

―前半にやっぱり相手の形にさせてしまったっていう所が苦しい展開になってしまったんですけど、後半は自分たちの形に持って行ける場面もあって試合を通して僕達も前の試合よりも成長できた。

・先週の負けを受けて1週間でどう調整しましたか?

―もう1回原点に立ち帰るというか、ゼロからスタートで絶対明治に勝つ所で、1個1個細かい所を集中してやって行こうというのを1週間でやりました。

・今回の試合で通用できた部分と課題点

―僕たちはアタックを普段ずっと練習してるんで、アタックの面で関東の強いチーム相手に通用することができたんじゃないかなと思ったのと、やっぱりディフェンスの面が課題じゃないかなと思います。

・ご自身の今日のプレーを振り返って

―僕自身アタックの面でキャリー、ボールを持っていく所で強さを出せてチームを前に引っ張っていけたかなと感じます。

・意気込み、今後の取り組み

―もう絶対に負けられない。毎日毎日1日1日を大事に絶対勝つっていう気持ちを持って練習やっていきたいと思います。

CTB市川

・先週の負けから1週間でどのような調整をしましたか?

―先週は負けてしまったんですけど、相手に通用してる部分もあったんで、それをまた今日もやりきろうという風に調整しました。

・試合の総括

―負けてしまったんですけど、格上相手にやることはやれて、自分たちのラグビーが通用することは分かったんで、それをしっかりのばしていって、悔しい気持ちは忘れずに、また次勝てるように頑張っていきたいです。

・自陣でも蹴らずに攻める場面が通用していたのはどういう理由があったと思いますか?

―今日意識したのは、1人1人が強気で行くということで、それが立命戦では全員欠けていたんですけど、今回は1人1人が強気で行って、キックを使わずゲインをとれたというのが、自陣からでも攻めれた要因かなと思います。

・収穫点、課題点は何ですか?

―収穫点は、自分達のやってるラグビーが格上相手にも通用するということが分かったので、自分達のラグビーを信じてこれからもやっていくということと、課題点は、まだ自分たちのミスとかが多かったりして、相手のミスに助けられた部分もあったんで、自分達の精度を上げてやっていきたいです。

・市川さん個人として今日の試合はどのようなマインドで挑みましたか?

―先週負けてたときは試合中も元気がなかったんで、今日は意識してマインドを上げていきました。

WTB芦塚

・先週の負けを受けて、1週間でどのように調整をしてきましたか?

―先週の負けってところで、自分たちのラグビーができていなかったりとか、そこをしっかりバトルマインドというところから見直して、もう1回1からチームをつくり上げてきました。

・今までも自陣でも蹴らずに攻めるっていうことをやってこられてて、今回はそこが前より通用していたと思うのですが、どういう部分が通用できたか

―今までのゲームプラン的なのが、まず意識づけをしっかりしていて、そこから今どんどんレベルアップしていって、試合のつくり方を変えてきていて、それがしっかりはまってきてるので今回の良い結果につながっていると思います。

・今回の収穫点と課題点

―しっかり自分たちのラグビーが成功して実行できたらしっかり通用するっていうのがわかったのと、勝ちきれていないというところがあるので、そこの差というのが1個1個細かい部分とか色々あるので、そこをしっかりとレベルアップに生かしていけたら、いい結果になると思います。

・これからの試合に向けて意気込み

―春はこの前負けて、今から下のトーナメントになるんですけど、しっかり切り替えて、勝ち切るしかないので、あと2試合、チーム一丸となって勝ち切りたいです。

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