準硬式野球部
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【準硬式野球部】優勝決定戦で2年連続の悔しい敗北

TEAM R H E
関学大 11 3
同志社 5 3

令和5年度関西六大学準硬式野球連盟春季リーグ

 4月22日、関西学院大学上ヶ原キャンパス第3フィールド(兵庫県)で令和5年度関西六大学準硬式野球連盟春季リーグ優勝決定戦が行われた。同志社は中盤に勝ち越しを許し、3-4で敗北。2年連続となった関学大との優勝決定戦で、またしても栄冠をつかむことができなかった。

 優勝だけでなく、関西選手権出場権も懸かる今日の一戦。関西選手権出場は、全日への切符が大きく近づく為、このプレーオフは両チーム何としてでも負けられなかった。
 先発を務めたのは望月。リーグ戦中盤の関学大戦以降は圧巻の投球を続け、首脳陣は今日の試合も自信を持ってマウンドに送り出した。「調子はそこまで良いわけじゃなかった」(望月)と、初回から苦しい投球が続く。しかし3回1死満塁の場面で中軸を迎えるとギアチェンジ。3番打者を空振り三振、2季連続のリーグ首位打者となった4番打者を二ゴロに打ち取りピンチを脱出した。それでも関学大打線は望月に襲いかかり、4回に1死満塁から先制となる中適時打、5回にも再び中適時打を浴び2失点。望月は5回でマウンドを下りた。「ピッチングで試合を締めることができなかった」(望月)。大事な一戦で悔しい結果となった。

先発を務めた望月(スポ3)

 関学大の強力投手陣相手に攻撃の糸口を探す打線。先制された直後の4回だった。2死一、三塁から池田(スポ4)が高々とフライを打ち上げると、左翼手が落球。池田は三塁に到達し大きくガッツポーズを見せチームを鼓舞。続く代打中谷も中適時打を放ち、この回3得点を挙げた。

代打で登場し、中適時打を放った中谷(経3)

 6回からマウンドに上がったのは景山(生命2)。「今日はちょっと運が悪い所に打球が飛んだ」(主将井筒・スポ4)。2つの失策が重なり2失点と勝ち越しを許した。7回にはこの春季リーグ不調に苦しんだ中川(スポ3)が登板。8回に2死から連打を浴びたものの、復調を予感させる投球を披露。後を託された吉田も時折声を張り上げる気迫十分の投球で無失点に抑え、味方の逆転を祈った。

好投を見せた吉田(理工4)

 このままでは終われない同志社。最終回、先頭の岡田(スポ3)が左安打、続く中澤(商3)も左安打を放ち無死一、二塁。池田がきっちり犠打を決め1死二、三塁と一打サヨナラの場面を演出するも、後続が倒れ試合終了。一時逆転を果たすだけでなく、最終回好機をつくっただけに悔しい敗北となった。

試合終了後、悔しさをあらわにする選手たち

 この結果により春季リーグ戦を2位で終えた井筒組。全日出場は5月3日に開幕する関西地区1次トーナメントを勝ち上がることでしか見えてこない。「いつも通り一戦一戦やっていくしかない」(井筒)。再来週に迫る戦いに向け、下を向く余裕はない。(文責:髙橋惇太・撮影:丸山潤一郎)

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