準硬式野球部
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【準硬式野球部】まさかの9回逆転サヨナラ負け

TEAM R H E
同志社
関学大 5ⅹ

令和5年度関西六大学準硬式野球連盟秋季リーグ

 9月27日、わかさスタジアム京都で令和5年度関西六大学準硬式野球連盟秋季リーグ戦第2節1回戦が行われた。同志社は関学大と対戦。4点をリードした9回裏に関学大の猛攻を浴び、4-5でサヨナラ負けを喫した。

 「最後の詰めが甘かった」(中谷・経3)。3季連続リーグ制覇中の強豪・関学大との一戦は、9回に悪夢が待っていた。

 今日の先発を務めたのは望月(スポ3)。「8回までの投球は良かった」(望月)と最速137㌔の直球とキレのある変化球で関学大打線を翻弄(ほんろう)。8回までは散発3安打に抑え、完封を予感させた。

 一方の打線は、関学大先発・土肥を徹底的に分析。相手バッテリーの攻略に向けて様々な対策を練った。その1つである「コツコツねばねば大作戦」と命名された作戦は大成功。バッテリーだけでなく関学大野手陣全体にプレッシャーをかけた。3回、初スタメン鈴木(心理1)の中安打を足がかりに好機をつくると、相手の守備が乱れる。池谷(心理2)の三ゴロを悪送球し、1点目。さらに佐藤(スポ2)の遊ゴロをファンブルし、この回2点を先制した。
 その後も7回、1死二、三塁の場面で打席には大和田(商3)。「お前のことを信じると伝えた」(中谷)。主将の後押しを受けて放った打球は2点中適時打となり、終盤に待望の追加点を挙げた。

 8回を終え、球数は100球ちょうど。エース望月は9回のマウンドに立った。「先頭打者を出した時点で、自分の中で気負ってしまった」(望月)。先頭打者に右安打を許すと、突如制球が乱れた。安打と四球で1死満塁のピンチを招き、ストレートの押し出し四球。8番打者に2点適時左二塁打、続く打者にはスクイズを決められ同点に追いつかれると、万事休す。最後は厳しいコースに投じたカーブをライト前に運ばれ、サヨナラ負けを喫した。「9回から変化球でストライクが取れなくなった」(塩月・経2)。完封勝利まであと3つと迫ったエースに訪れたのは大乱調だった。

 「明日意地でも死んでも勝ちに行く」(中谷)。まさかの敗戦にも下を向く余裕はない。関西選手権出場には、明日の試合で1勝をつかみ取ることは最重要課題だ。(文責:髙橋惇太・撮影:丸山潤一郎、伊藤愛梨)
※HPの不具合により、写真の掲載を一時取りやめております。

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