準硬式野球部
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【準硬式野球部】新戦力の台頭で2試合続けて快勝!

令和5年度関西六大学準硬式野球連盟ステップリーグ

 11月12日、令和5年度関西六大学準硬式野球連盟ステップリーグBブロック予選が同志社大学京田辺キャンパス軟式野球場(京都府)で行われた。同志社は第1試合で関大に10-3で勝利、続く第2試合では神戸大に10-0で勝利し2連勝。来週に行われる優勝決定戦へと駒を進めた。


 1試合目の先発を務めたのは大学入学後初登板の藤本(文情1)。「大学での初登板ということで少し緊張していた」(藤本)。初回こそ制球が乱れ暴投により初回に先制点を献上するも、その後は安定したピッチングで4回1失点に試合をまとめる。この投球に主将中谷(経3)も「課題が見つかりながらも、良い球を投げられていた」と合格点を与えた。 

先発の藤本

 一方の打撃陣は、先制を許した直後の攻撃から得点を刻み続ける。スタメンのほとんどが1年生という中、秋季リーグ戦経験者の鈴木(心理1)と大洞(政策2)の2人が下位打線で出塁し、チャンスメーク。続く上位打線でランナーを返すという見事なチームプレーで序盤は毎回得点を奪った。


 大量リードの場面で5回からマウンドに上がったのは中曽(理工2)。秋季リーグ戦では緊張により投球が崩れることがあったが、今回は「リラックスして投げることができた」(中曽)と球速を上げてバッターを抑える。「いい投球ができて良かった」(中曽)。来春に向けて復調を見せた。


 3点を取ればコールド勝ちが決まるという7回の攻撃では、再び鈴木と大洞の下位打線コンビが連打でチャンスを作る。続くバッターもつないで最後は中島(経1)が「打てると思っていた」(中島)と自信を持って打席に立ち、走者一掃の適時二塁打でコールド勝ちを収めた。

 
 2試合目の先発マウンドに上がったのは橋本(経1)。「谷本忠(社1)に追いつきたい」(橋本)。今季はリーグ戦でベンチ入りを果たせなかったと新人賞を獲得するなど飛躍した同級生をライバル視。低めの変化球を上手く使い分け、4回を完璧に抑える圧巻の投球を見せた。5回からは長野(政策2)、杉浦(理工2)、定田(スポ3)の継投リレーで神戸大打線を封じ込んだ。

先発の橋本


 一方、打線は初回から流れをつくり出した。初回いきなり無視満塁の好機をつくると、森岡(社2)が四球を見極め押し出しで先制。さらに森下(経1)の犠牲フライと谷本葵(経1)、福森(理工1)の連打で3点を奪った。デビュー戦から打点を挙げる活躍を見せた新戦力はオフ期間、練習に励みレベルアップを目指す。その後も、相手投手の制球の乱れがあり2点を追加。初回に6点を上げた。続く2回の攻撃、森岡が左安打を放つと、「全員で優勝を掴み取るために自分が何をできるかを考えて臨んだ」(森下)と森下が中適時二塁打で1点を追加。秋季リーグ戦はコーチとしてベンチ入りし、明るい声がけでチームを元気づけた森下。技術面でも貢献できるようになりたいと語る。3回、4回と得点できない状況が続いた。しかし5回に植田(スポ1)の中適時二塁打が飛び出し3点を奪いさらに差を広げる。そのまま逃げ切り7回コールド勝ちで試合を終えた。

左超二塁適時打を放った福森


 この2試合は秋季リーグ戦に出場していないメンバー中心で試合に挑み、どちらとも快勝して来週行われる優勝決定戦へと駒を進めた同志社。中谷も「何とかして勝たしてやりたい」と 語る。ステップリーグ2年連続優勝へ突き進め。(文責、撮影:金井莉子、伊藤愛梨)

選手を迎えるベンチ

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