TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | R | H | E |
同志社 | 0 | 1 | 5 | 0 | 2 | 2 | 10 | 12 | 0 |
大教大 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 2 |
令和6年度関西地区第5代表決定戦
6月15日、ベイコム野球場(兵庫県)で令和6年度関西地区第5代表決定戦が行われた。同志社は大教大と対戦し、10-0で勝利。全日出場権をつかみ取った。リーグ戦を4位という悔しい結果で終えてから、1次トーナメント・2次トーナメントと熱戦を戦い続けてきた中谷組。前戦では、9回にまさかの逆転を許し目の前で全日出場を逃す。もう後がない大一番に全身全霊で挑んだ。
先発を任されたのは望月(スポ4)。先週の登板から1週間、「最高のパフォーマンスをするための準備をした」と落ち着いた様子でマウンドに上がる。好調な立ち上がりでチームに流れをもたらすと、5回まで被安打1四球0と安定感を見せた。
一方の打線は2回、大和田(商4)が左安打を放つと中谷(経4)がセンターへ鋭い打球を運びタイムリーに。先制点を奪い流れを持ち込んだ。さらに3回の攻撃で猛打を見せる。中澤(商4)・篠原(商4)の内野安打で出塁すると、岡田(スポ4)の打席を迎えた。相手の野手選択の間に中澤がホームに返り1点を追加。なお続くチャンスで中谷に回る。またもやタイムリーを放ちガッツポーズで声援に応えた。その後も勢い止まらず、この回一挙5得点を奪うことに。5回には代打の矢野(生命4)が起用に応えるスリーベースヒットを放つ。「繋いでくれた打席で何とかよい結果を出せた」(矢野)。6回には篠原がインコースまっすぐを狙い通り打ち返すとホームランに。好調な打線が相手を圧倒した。
6回裏望月に代わって登板した中曽(理工3)がリードを守り抜きここで試合終了。10-0でコールド勝ちを収めた。
「挑戦者の気持ちで臨んでいきたい」(中谷)。あくまでも目標は全国優勝を掲げてきた中谷組。出場権をつかみ取り、やっとスタートラインに立った。目標を達成すべくチーム一丸で戦い抜け。(文責:金井莉子、撮影:伊藤愛梨)