TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | R | H | E |
阪大 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 4 |
同志社 | 1 | 3 | 1 | 10 | x | 15 | 10 | 0 |
令和6年度関西六大学準硬式野球連盟秋季リーグ戦
9月26日、わかさスタジアム京都で令和6年度関西六大学準硬式野球連盟秋季リーグ戦第3節1回戦が行われた。同志社は阪大と対戦し、15-0で5回コールド勝利。開幕5連勝となった。
先発のマウンドを任されたのは谷本忠(社2)。先頭打者に四球を出すと右安打を放たれる。いきなりのピンチだったが、その後のバッターを確実に抑え無失点で切り抜けた。回を追うごとに投球が安定していき、3回には三者連続三振で抑える。「最初は力みがあったが、からだを開いて修正できた」(谷本忠)。4回まで1被安打無失点の好投で勝利に貢献した。
打撃陣は初回からチャンスをつくる。連続四球からのバントヒットで一気に無死満塁。ここで杉本(理工2)がライト方向にタイムリーを放ち先制点を獲得した。2回裏の攻撃、先頭の織田(スポ3)が左安打で塁に出ると次打者は中飛に倒れる。続く池谷が三塁手のファンブルにより出塁したが、後続が続かない。2死一、二塁の場面で打順が回ってきたのは植田(スポ2)。「自分の打撃よりも点を取ることだけを考えて打席に入った」(植田)と狙った打球は大きな当たりとなりスリーベースタイムリーに。2点の追加点を奪った。相手投手の暴投も重なりさらに1点を追加し、この回の攻撃を終える。
3回にも着実に1点を追加して迎えた4回の攻撃。この回がビッグイニングとなる。連打で無死満塁のチャンスを作ると、佐藤涼(スポ3)が四球を見極め押し出し。杉本の左適時打と相手投手の暴投で一挙4得点を追加し相手を突き放した。まだ同志社の勢いは止まらない。佐藤恵(スポ1)の右超え適時打とまたも相手投手の暴投でさらに2点を追加。四球でチャンスを繋げた場面で打席に立ったのは植田。センターに鋭い当たりを運ぶと、好走も光り一気にホームへと還る。ランニングホームランとなり笑顔が輝いた。
5回からは谷本忠に代わり池谷(心理3)が登板した。落ち着いた投球でしっかり試合を締めここで試合終了。15点差をつけ5回コールド勝ちとなった。
大量得点となった今試合。主将佐藤涼は「(打撃好調の植田に対して)チームの打撃の流れをよくしてくれている、頼もしい」と讃えた。明日も阪大との一戦が待ち構えている。全員野球で勝利をつかみとれ。(文責:金井莉子、撮影:伊藤愛梨)