TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | R | H | E |
同志社 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 4 | 1 | 1 | 8 | 10 | 1 |
阪大 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 2 | 4 |
令和6年度関西六大学準硬式野球連盟秋季リーグ戦
9月27日、わかさスタジアム京都で令和6年度関西六大学準硬式野球連盟秋季リーグ戦第3節2回戦が行われた。同志社は阪大と対戦し、8-1で勝利。前日15得点の勢いのまま今日の試合でもコンスタントに得点を積み重ねて2戦連続でコールド勝利を収めた。
先発のマウンドに上がったのは西田(ILA1)。「緊張気味で試合に入ってしまった」(西田)。序盤からランナーを背負いながらの投球が続く。「全体的に球が荒れてしまっていた」(西田)と課題の残る登板となってしまったが、主将佐藤涼(スポ3)は「よく投げてくれた」と1年生投手のピッチングを労った。
打線は初回、先頭の池谷(心理3)がセンターへのヒットで出塁する。しかし続く寿時(社1)の打席で盗塁失敗。1死から寿時が相手のエラーで出塁し一気に三塁まで進んだ。ここで打席に入った今季絶好調の植田(スポ2)が左適時打を放ち先制点を奪う。さらに4回にもリーグ戦初出場の野路(文情1)の適時打で追加点を取った。
西田が粘投を続ける中、迎えた6回の攻撃。佐藤涼と杉本(理工2)の連続安打で無死一、二塁のチャンスをつくると、金(商2)が送りバントを決めてランナーを進める。前日コールド勝ちの流れを止めるわけにはいかない同志社は7番野路が相手の失策を誘う内野への強い打球でさらに1点を追加。ここからさらに打線がつながり、池谷の適時二塁打でこの回一挙4得点を奪った。
7、8回にも1点ずつ入れて9回のマウンドには藤本(文情2)が立つ。リーグ戦ここまで好投を続けている右腕は今日も落ち着いた表情でピッチングを披露。四球で出塁を許す場面があったものの最後まで集中力を切らすことなく1回を投げ切り2戦連続でのコールド勝利を決定づけた。
「出場している選手が全員活躍できている」(佐藤涼)。主将は今季無敗のチームに対して大きな自信を持っている。開幕節から投打がかみ合い着実に勝利を積み重ねてきている佐藤涼組。残す2節はどちらとも強豪私立大学との戦いだ。「相手が私立だからと言って関係なく、自分たちが今まで積み重ねてきたことを出し切る試合にしたい」(佐藤涼)と自分たちの野球を最後まで信じて戦い抜くつもりでいる。7季ぶりのリーグ戦制覇へ。佐藤涼組が大きな山場を迎えようとしている。(文責・伊藤愛梨、撮影・シンウンス)