
TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E |
阪大 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 6 | 1 |
同志社 | 1 | 1 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 1 | x | 5 | 7 | 4 |
令和7年度関西六大学準硬式野球連盟春季リーグ戦
3月13日、わかさスタジアム京都で令和7年度関西六大学準硬式野球連盟春季リーグ戦第2節1回戦が行われた。同志社は阪大と対戦し、5-1で勝利。点差は開いたものの、自軍の失策が目立ち課題が多く露呈した1戦となった。

先発のマウンドを任されたのは西田(新ILA2)。前回の登板ではコントロールの乱れが少し見られたが今日はしっかりと修正してきた。6回を無失点で抑えチームを盛り立てる。まっすぐの浮きに関して改善できた一方で「抜け球を修正していきたい」(西田)と次の登板に向けて課題点を語った。
投手を援護したい打撃陣。初回、先頭打者の糸永(新経2)がセンターヒットを放つ。しかし後続にヒットが出ず犠牲フライでの1点で攻撃を終えた。2、4、5回でも先頭が出塁し大量得点のチャンスとなるが、連打が生まれない。相手の失策などで得点を重ねるものの満足とはいかない試合展開となった。

好投を続けていた西田に代わり7回表からは杉浦(新理工4)がマウンドに上がった。内野手の悪送球で先頭打者に出塁を許すと、次打者に中安打を放たれる。その後またも悪送球により進塁し1点を返された。その後は杉浦が投球を立て直しこの回を最小失点で切り抜ける。8回からは荒木(新スポ2)が登板。初球をセンター前に運ばれピンチを背負う。さらに次打者がファンブルで出塁し無死一、二塁に。しかし、落ち着きを失うことなく投球を続け無失点で切り抜けた。荒木は最終回でも粘投し、チームは勝利を決めた。

今試合4つのエラーがあった佐藤涼組。選手たちは試合後に険しい表情を見せた。「これだけのミスが出るということは偶然ではない」(佐藤涼・新スポ4)。基本に立ち返り今一度鍛え直すことが必要だ。まずは明日気合いを入れ直して戦いに挑み、連勝を飾れ。(撮影:伊藤愛梨、文責:金井莉子)