
TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | R | H | E |
神戸大 | 0 | 1 | 3 | 2 | 0 | 0 | 1 | 7 | 7 | 6 |
同志社 | 0 | 0 | 4 | 0 | 4 | 3 | 3x | 14 | 14 | 6 |
令和7年度関西六大学準硬式野球連盟春季リーグ戦
3月27日、わかさスタジアム京都で令和7年度関西六大学準硬式野球連盟春季リーグ戦第3節1回戦が行われた。同志社は神戸大と対戦し、14-7で7回コールド勝利。序盤に先制され苦しい展開となるも、何とか勝ちをつかんだ。

先発を務めたのは谷本忠(新社3)。今春はリリーフ登板中心だったエースがマウンドに戻ってきた。初回を三者凡退に抑え安定感を見せつける。しかし、2回から投球に乱れが。連打で走者が出ると内野手のファンブルも重なり先制された。ここから流れが神戸大へ渡ってしまう。3回にもファンブルや悪送球が目立ちこの回3点を追加された。
沈黙が続いていた打撃陣は3回裏チャンスをつくる。鈴木(新心理3)と安藤(新スポ4)の安打で進塁すると中本(新商2)が右越え適時三塁打を放った。ここで2点を返すと、相手投手の暴投によりさらに1点を追加。その後も四球を見極めチャンスを伺うと、寿時(新社2)がレフト方向にいい打球を飛ばし、これが同点打となった。

4回途中から谷本忠に代わり宮口(新スポ2)がマウンドに上がると試合はシーソーゲームに。宮口が立ち上がりを攻められ2点を奪われるも、何とか立て直す。5回に相手投手をようやく攻略し打線が繋がる。さらに相手の失策も重なりこの回一挙4得点。援護された宮口は次第に復調しよい投球を見せる。流れをつかんだ同志社は着実に点を積み重ねリードを広げた。7回裏の攻撃では、無死二、三塁の状況で佐藤涼(新スポ4)
が左適時打を放つ。その後は相手投手のコントロールの乱れを見逃さずに四球を重ね、押し出しで6点差まで突き放した。鈴木の打球はゴロになるかと思われたが、相手内野手の悪送球に助けられ出塁に成功。その間に三塁走者が生還し、7回コールド勝利を収めた。

「エラーが目立つ試合になった」(佐藤涼)。不甲斐ない試合展開に主将は表情を曇らせた。最終的に点差は開いたものの、自軍のミスが目立つ一戦に課題が露呈。「次戦は投手から流れを持って来たい」(佐藤涼)と悔しい投球内容となった投手陣を鼓舞した。明日は守備からゲームをつくり神戸大を圧倒せよ。(文責:金井莉子、撮影:伊藤愛梨)