準硬式野球部
HEADLINE

【準硬式野球部】完封勝利で準々決勝へと駒を進める!

TEAM R H E
立命大
同志社

文部科学大臣杯第77回全日本大学準硬式野球選手権大会

 8月21日、モエレ沼公園野球場(北海道)で文部科学大臣杯第77回全日本大学準硬式野球選手権大会(以下、全日)2回戦が行われた。同志社は立命大と対戦し、5-0で勝利。準々決勝へと駒を進めた。

 北海道の地で再び実現した同立戦。春季リーグ戦ではプレーオフまでもつれ込む接戦を繰り広げた。互いに手の内を知る相手だからこそ絶対に負けられない。大切な一戦の先発を任されたのはエース・谷本忠(社3)。上々の立ち上がりでよい流れを呼び込むと、すぐさま味方が応えてみせた。

先発した谷本忠


 1回裏の攻撃、中本(商2)と植田(スポ3)の連打から佐藤涼(スポ4)が四球でつなぐ。満塁の場面で杉本(理工3)に打席が回った。「先制点とれたらうち(同志社)のペースに持ち込める」(杉本)。真ん中低めのツーシームをライト方向に大きく運ぶと、これが先制3点タイムリーに。雄叫びを上げ感情を露わにした。

雄たけびを上げる杉本

続く寿時(社2)の右適時打でさらに1点を追加し、初回から4点をもぎ取った。

追加点を奪った壽時

 谷本忠は立命大打線に何度も出塁を許すものの、粘りの投球で無失点に抑える。「調子はよくなかったが、ランナーを貯めないよう要所を意識した」(谷本忠)。3回に相手失策で奪った追加点を含め、5点のリードを保ったまま試合は進む。両校無得点の時間が続き、試合は後半戦へ。
 8回表、1死から三浦(立命大)に中安打を放たれる。進塁を許したくない場面で、廣内(スポ2)が好守を披露。徹底した堅い守りで流れを渡さなかった。最終回、谷本忠が3人斬りで試合を締め5-0で試合終了。序盤に奪ったリードを全員で守り抜いた。
 「自分たちの強みが存分に出た試合だった」(佐藤涼)。次の相手は関西選手権の決勝でも争った京産大。攻守そろった好チームで油断は禁物だ。気を引き締め直し、総力戦でベスト8の壁を超えろ。(文責・金井莉子、撮影・伊藤愛梨)

ページ上部へ