
TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E |
関学大 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 13 | 2 |
同志社 | 3 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 2 | × | 7 | 8 | 1 |
令和7年度関西六大学準硬式野球連盟秋季リーグ戦
9月19日、万博記念公園野球場(大阪府)で令和7年度関西六大学準硬式野球連盟秋季リーグ戦第2節2回戦が行われた。同志社は関学大と対戦し、7-2で勝利を収める。開幕から4連勝を飾った。

試合は初回から動いた。1回裏同志社の攻撃、先頭打者の杉本(理工3)から出塁。相手投手のボークで1死ニ、三塁の好機を迎える。このチャンスで打席に立った植田(スポ3)がレフト線を破る適時二塁打を放ち、先制に成功。「滑り出しに1本打ててよかった」(植田)。試合の流れを一気に引き寄せる。その後追加点が欲しい中、4回裏まで相手投手を攻略できず三者凡退が続いた。

流れを再び引き寄せたのは5回の攻撃。糸永(経2)の内野安打から杉本のツーベースヒットと打線がつながる。無死二、三塁のチャンスで林(スポ2)が冷静にスクイズを決め、貴重な追加点を挙げた。「相手に追い付かれないように必死に1点を取りに行った」(林)。
その後も代打の佐野(文1)の犠打で1点を追加。さらに中本(商2)がライト線へ運ぶタイムリーヒットを放ち、2点を奪取。効率よく加点し、試合の流れを引き寄せた。
一方、先発のマウンドに上がったのは和住(文情1)。先発の和住は序盤に走者を背負いながらも要所で粘りが光る。得点圏に走者を置いた場面では鋭い牽制で相手を刺し、ピンチを未然に防ぐ投球を披露。3回には4者連続ヒットを許し1点を取られたものの最小失点で抑えた。「次も最小失点で抑えたい。」(和住)。

終盤には宮口(スポ2)が登板。本塁打を浴びる場面もあったが、安定感のある投球で相手打線を封じ込め、最後までマウンドを守り抜いた。「次戦はどんな状況でもすぐ修正できるようにしたい」(宮口)。

同志社は開幕から負けなしの4連勝。開幕ダッシュに勢いづくチームの今後にも期待が高まる。(文責・奥山璃子、撮影・安倍茉結子)