
TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E |
立命大 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 2 |
同志社 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | 0 | × | 4 | 5 | 1 |
令和7年度関西六大学準硬式野球連盟秋季リーグ戦
10月15日、わかさスタジアム京都で令和7年度関西六大学準硬式野球連盟秋季リーグ戦第5節1回戦が行われた。同志社は立命大と対戦し4-0で勝利。ゲーム前半は相手投手の好投に苦しむも、6回裏に4点を奪い最終節の初戦を勝利で飾った。

先発のマウンドに上がったのはエース・谷本忠(社3)。前回登板から2週間と間隔が開くも、持ち味を存分に発揮した。変化球を活かした投球で三振を量産。「狙ったところに投げられた」(谷本忠)と振り返った。

相手先発・寺田(立命大)は1年生ながらも今季いまだ失点なし。好投手を前に打線は5回まで沈黙する。しかし、「いつかチャンスはやってくる」(植田・スポ3)と好機を伺っていた。
6回裏、鈴木遼(心理3)がチーム初ヒットとなる二塁打を放つと、同志社は流れをつかむ。チャンスで打席が回ってきたのは中本(商2)。インコースに入ったストレートを捉え、ライトへの適時二塁打を放った。「待っていた球が来た」(中本)。続く杉本(理工3)も左適時二塁打で1点を追加すると、次の打者は植田。「打てる予感は打席に入る前からあった」(植田)。ライトオーバーの三塁打を放ち、3点目を挙げた。さらに寿時(社2)の内野安打でこの回4得点。均衡を破り立命大からリードを奪った。

谷本忠は試合中盤以降も安定感のあるピッチングを見せる。9回を投げて被安打3、与四球1で完封。チームの勝利に貢献した。「さすがの一言。当たり前のように抑えてくれる」(鈴木遼)と主将も厚い信頼を寄せている。

同志社は開幕から負けなしの9連勝。狙うは全勝優勝だ。「何がなんでも勝つ」(鈴木遼)と、主将は闘志を燃やす。チーム一丸となって最後まで戦い抜け。(文責・安倍茉結子、撮影・伊藤愛梨)