準硬式野球部
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【準硬式野球部】2年連続の全日出場決めた!

TEAM R H E
同志社 10 11
京産大 16

令和4年度関西地区大学予選トーナメント大会

 6月11日に伊丹スポーツセンター野球場(兵庫県)で令和4年度関西地区大学予選トーナメント大会決勝が行われた。同志社は京産大と対戦し、10ー5で勝利。昨年に続いて、全日本選手権大会の出場権を獲得した。

胴上げされる真鍋(スポ4)

 この試合に勝利し、全日出場を決めたい同志社は序盤から試合を支配した。

 2回表、内野ゴロの間に幸先よく1点を先制し、なおもチャンスの場面で打席には不調で苦しんできた新居。「さすがに今日打たないとやばいなと思っていたので、打ててホッとした」。初球のストレートを叩くと、打球はセンター前へ。開き直って打った一打が新居にとっておよそ2ヶ月ぶりの安打となり、この回2点を先制した。

適時打を放った新居(スポ2)

 勢いに乗る打線は3回表、さらに得点を重ねる。2死から加藤充(スポ4)、髙橋省(スポ4)、坂根(スポ4)、真鍋の4連打に加え、相手のミスも重なり3点を追加。4回にも1点を奪い、5点のリードで試合を折り返す。

 一方、先発を務めたのはエース佐伯。「調子はあまり良くなかった」。打ち取った当たりがヒットになるなど、不運も重なり京産大に毎回安打を許す。それでも簡単には得点を与えないのが同志社のエース。要所要所でギアを上げ、大量得点は許さなかった。6回に捕まって3点を失ったものの、13安打を放たれながらリードを守り後続につないだ。

先発を務めた佐伯(スポ4)

 佐伯のあとを継いだのは望月。主将・真鍋に「信頼しているから思いっきり行け」と声をかけられマウンドに上がると、丁寧にコーナーをつき、代わったイニングを3人で抑えた。

 しかし、勝利がちらつき始めた8回に最大のピンチが訪れる。1死からサード髙橋省の失策で出塁を許すと、続いてセカンド田中(スポ4)がエラー。守備の綻び(ほころび)で一発逆転のピンチを招く。それでも2年生右腕望月は落ち着いていた。「焦ることは避けたかったのでとにかくバッター勝負」(望月)。相手の走塁ミスにも助けられると、最後は捕邪飛に抑え、ピンチを切り抜けた。

ピンチを切り抜けガッツポーズの望月(スポ2)

 4回以降単調な攻撃が続いていた同志社。9回表、2死満塁とすると打席には6番菅野。2ボールから外角高めの真っ直ぐをジャストミートした。「最高でした」と鋭い打球は右中間を破り3人が生還。この一打で一気に流れを引き戻した。

貴重な一打を放った菅野(商4)

 9回裏も望月が続投すると、1点を失ったものの、後続を抑え試合終了。この瞬間、同志社の全日出場が決まった。

 「とにかくホッとした気持ちが一番。自分がいない間にもチームが成長してくれた。もう一段階、二段階レベルアップして全日に挑みたい」(真鍋)。安堵の気持ちとともに、しっかりと次を見据えた。

 全日出場を決めたことで8月まで引退が伸びた真鍋組。日本一まではあと5勝だ。1日でも長く野球をし、全員で栄冠をつかみ取る。

(文責:丸山潤一郎、撮影:松井麻衣)

◯選手コメント

1、全日出場を決めた感想

2、意気込み

◆真鍋翔(スポ4)

1.「本当に正直一番はほっとした気持ちです。でも僕たちの目標は日本一なので、まだまだこれからという気持ちですね」。

2.「チーム始まってからずっと日本一っていう目標でやってきたので、ようやくスタートラインに立てたじゃないですけど、必ず去年できなかった日本一っていうのを僕たちが成し遂げたいと思います」。

◆佐伯奨哉(スポ4)

1.「やっとスタートラインに立った、というか、そのスタートラインに立って今まで練習頑張ってきてよかったなと思いました」。

2.「全日ではもう負けられないっていう。また同じトーナメントなんですけど、前回初戦負けで良いピッチング出来なかったので、全国っていう場面でも自分の力を100%出せるように。評価としても100点出せるように頑張りたいと思います」。

◆向久保怜央(商3)

1.「昨年の全日で悔しい思いをして、真鍋さんの代で全日で優勝したいという想いが強かったので、そのスタートラインに立てたことが素直に嬉しいです」。
2.「全日では必ず優勝したいです」。

◆加藤充流(スポ4)
1.「めちゃくちゃ嬉しいです。最高です」。
2.「このトーナメントは正直、僕の活躍が光ったと思うんですけど、やっぱり全日でも僕の活躍は必要不可欠だと思うので、チームの流れを引き寄せる、引っ張るプレーを意識してこれから頑張って練習したいと思います」。

◆髙橋省吾(スポ4)
1.「素直に嬉しいと言うのと、まだ始まったばかりだと思っているので、全日で活躍できるように、日本一にもう気持ちは向いているかなと思います」。
2.「自分が活躍することももちろんしたいなと思っているんですけど、まずはチームが勝てるようにできることをやっていきたいなと思っています」。

◆坂根裕二(スポ4)
1.「まず率直に嬉しいというのが第一で、でもずっとこのチームは日本一を目標にやってきてるんで、ここは通過点で、全日で勝つことをこれからイメージして練習に取り組みたいと思います」。
2.「2次トーナメントではあまり活躍できなかったので、全日ではチームを勝利に導けるように頑張りたいと思います」。

◆菅野豪琉(商4)

1.「いやもう最高!っていう言葉なんですけど。本当に幹部としても全日に行くことに使命感があったので、絶対に行かないといけないっていう中で2次トーナメントでしっかり優勝できたので、すごく嬉しいです」。

2.「久しぶりに活躍したんですけど、ここから菅野に頼られるように。自分でしっかり練習して、チームの頼れるバッターになれるように頑張っていきたいと思います」。

◆大和田快(商2)

1.「先輩たちと長く野球がしたかったんで、全日出場できて、4回生と野球ができることがすごく嬉しいです」。

2.「あと2ヶ月あるので、自分の課題を見つめ直して、もう一段階レベルアップできるように日々の練習を頑張っていきたいです」。

◆新居龍聖(スポ3)

1.「本当に今年は絶対全日に出たいって思いが強かったので、とりあえず良かったっていうのと。自分が決勝はまあまあの活躍でしたけどこれまで活躍全然できてなかったんで、他の人たちにありがとうという気持ちでした」。

2.「僕が3番打ってちゃんと仕事してるときは勝率も良かったですし、チームも楽に勝ててたんで。今8番ですけどもう1回ちゃんと打撃見直して、ここから上げていってもう1回3番、主軸打てるようになって、守備の面でもまだまだ足りない部分あると思うんでしっかり補ってチーム全体で日本一目指せるように頑張りたいと思います」。

◆篠原一球(商2)

1.「地元の香川なんで、帰れて嬉しいです」。

2.「多分いっぱい高松商業がスタメンで出て、地元の友達とか関係者もいっぱい見に来ると思うんでいいプレー見せれるように頑張ります」。

◆宮本純之介(経4)
1.「めちゃくちゃ嬉しいです」。
2.「もちろん優勝はしたいんですけど、前回は1回戦で負けてしまったので、少なくとも初戦は勝って勢いに乗って優勝できるように頑張りたいです」。

◆甲斐元喜(経4)
1.「素直に嬉しいです」。
2.「また去年みたいに裕二からレギュラー奪って、僕が全日では活躍したいと思います(笑)」。

◆田中彰真(スポ4)
1.「みんなに感謝です」。
2.「僕はもっと練習して上手くなって、貢献できるように、絶対日本一とれるように頑張りたいです」。

◆今野隼輔(スポ4)

1.「思ったより気分上がってめっちゃ嬉しいです」。

2.「今のところ活躍できてるところもあるんで、全日まで引き続き打てるように頑張ります」。

◆善田海心(商4)

1.「目標としている日本一のスタートラインにやっと立ててほっとしている気持ちと、たくさんの山場を乗り越えることができて嬉しいです」。
2.「去年の悔しさを晴らすために、チームとしても個人としてもあと2ヶ月やれることをやって日本一を達成したいと思います」。

◆井筒一郎(スポ3)
1.「2年連続出場できて嬉しいです」。
2.「春リーグの最初はレギュラーで出れていたんですけど、今は怪我で出れていないので、全国は取り返して出られるように頑張りたいと思います」。

◆竹本有貴(文情3)

1.「関学のプレーオフのときに、自分のせいで負けてしまったのが本当に悔しくて、とにかくどんな形でもいいから全日に出場したかったので…本当に今日勝った瞬間っていうのは嬉しさよりほっとしたって感じで。肩の荷がちょっと降りたなって感じで、あと2ヶ月で成長しないと絶対優勝出来ないと思うので1日1日大事に成長したいと思います」。

2.「ここまできたら本当に優勝しないと、今までやってきたことが無駄になると思うので。自分たちの代でも全日優勝、連覇したいので絶対優勝したいと思います」。

◆岡田惟吹(スポ2)
1.「嬉しいです。真鍋さんと省吾さんが抜けた代わりに自分が出て、なんとか自分の役割は果たせた中で迎えた今日の試合だったので、勝てたことはすごく嬉しいです。帰ってきた後すぐ、みんなで練習したんですけど、さらにチーム力が高まったというか、全員で「いくぞ」という気持ちで臨んだ結果、勝てたと思います。チーム全員で勝てたことと、4年生が全日出場できたことが嬉しいです」。
2.「本当に誰がでるか分からない状況が来ると思うので、自分はいつでも準備するという気持ちと、4年生のために全力でサポートするという気持ちでやっていきたいと思います」。

◆中川敬翔(スポ2)

1.「全日出場できるチームにメンバーの1人として、試合に出場する環境の中にいれたってことがまず嬉しかったです」。

2.「日本一しか目指してないんで、もし自分にチャンスが回ってきたら、しっかりチームに応えられるように頑張りたいと思います」。

◆望月康平(スポ2)

1.「とにかくホッとしました」。

2.「9回の失点だったり、カウントの取り方が今のままだと全日では通用しないと思うので、さらにレベルアップして日本一に貢献できるように頑張ります」。

◯マネージャーコメント
1、全日出場が決定した率直な感想
2、今後どのような立ち位置で、選手を支えていきたいか
3、全日での目標は

◆植田めぐ(スポ4)
1.「めっちゃ嬉しいです。みんなと野球できる期間が伸びたので、それに感謝して、頑張ってサポートしていきたいなと思います」。
2.「マネージャーの1番上なので選手の野球をしやすい環境づくりをしっかりしていきたいなと思っています」。
3.「目標はやっぱり日本一です」。

◆川勝美優(スポ4)
1.「リーグ戦から正直、危ない試合も多かったんですけど、とりあえず全日決めれて良かったなと思います」。
2.「選手を支える立場として、1試合でも多くみんなの試合を見れたらいいなと思います」。
3.「やっぱり全日優勝です」。

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