準硬式野球部
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【準硬式野球部】投打で圧倒し7回コールド勝ち

TEAM R H E
同志社 11 14
阪 大

 令和4年度関西六大学準硬式野球連盟秋季リーグ

 10月6日、大阪シティ信用金庫スタジアムで令和4年度関西六大学準硬式野球連盟秋季リーグ第3節2回戦が行われた。同志社は阪大と対戦。投打で相手を圧倒し、11ー0で7回コールド勝ちを収めた。

 「今日は絶対に負けられない」(主将・井筒、スポ4)。昨日の試合後、雰囲気の緩さを問題点に挙げ、優勝に向けて落とせない一戦を前にアップから緊張感を持って試合に挑んだ。

 その緊張感は好転する。初回、先頭の向久保(商3)が安打を放つと好走塁を見せ一気に二塁を陥れる。続く篠原(商2)が二ゴロで走者を進めると、3番安藤がきっちりライトへ犠牲フライを放ち先制に成功した。

 2回も先頭の池谷が強烈な左安打で出塁し、1死三塁で打席には不振に苦しむ中澤。「今日こそは決めてやろう」。その思いをボールにぶつけるかのように、インコースのスライダーを振り抜いた。鋭い打球はライトを襲い適時二塁打に。打線がつながりこの回2点を奪うと、3回にもチャンスの場面で中澤に打席が回る。「ボールをしっかり待って捉えることができた」とこの場面でも痛烈な打球で適時打を放ち、復調を感じさせた。

ガッツポーズを見せる中澤(商2)

 勢いに乗る打線は4回に池谷、5回には篠原に適時打が飛び出すなど5回まで毎回得点。7回には途中出場の阿木があわやホームランかというような当たりを放つなど2点を加え、投手陣を援護した。「選手1人1人が狙い球を絞って打てている結果」(井筒)。小刻みに得点を重ね、終始試合を優位に進めた。

笑顔でベンチに戻る池谷(心理1)

 一方、先発を務めたのは北口。「序盤に先制してくれたので楽にいけた」と初回からスピンの効いたストレートをコーナーに投げ分ける。安定した立ち上がりを見せると、2回以降も走者こそ許したが全く相手打線を寄せ付けなかった。6回を投げきり3安打4奪三振の好投。まさに非の打ち所がない投球でチームを勝利に導き、今季3勝目を挙げた。

好投を見せた北口(経2)

 7回は定田がリーグ戦初登板。「勢いに乗って思い切り投げられた」。緊張のマウンドの中、自慢の豪速球をキャッチャーミットめがけて投げ込んだ。打者3人を完璧に抑え試合終了。7回コールドで勝利を収めた。

豪速球を投げ込んだ定田(スポ2)

 この勝利で今季の成績を5勝1分とした。残すは2節、次戦は首位を走る関学大と対戦する。「2勝しないと優勝がないので、目の色を変えてこの1週間練習したい」(井筒)。勢いそのままに全員でリーグ優勝をつかみ取る。

(文責:丸山潤一郎、撮影:髙橋惇太)

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