TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E |
関学大 | 5 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 6 | 9 | 1 |
同志社 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 3 | 6 | 3 |
令和4年度関西六大学準硬式野球連盟秋季リーグ
10月14日、わかさスタジアム京都で令和4年度関西六大学準硬式野球連盟秋季リーグ第4節2回戦が行われた。同志社は関学大と対戦し、3-6で敗北。秋季リーグ戦初黒星を喫し、現時点での自力優勝の可能性が消滅した。
先発を務めたのは中川。「自分が試合をつくるというイメージで試合に入った」と満を持してマウンドに上がった。初回、2番に四球を許すと、3番に右安打を放たれいきなり1死一、二塁のピンチを招く。続く4番に適時二塁打を放たれ、先制点を献上した。さらに味方の失策で失点を重ねると、8番にも適時打を浴び、この回一挙5失点。2回でも制球が定まらず、ここで降板した。
2回1死一、三塁の場面でマウンドに上がったのは吉田。厳しい展開でも落ち着いた投球を見せ、最小失点で切り抜けた。
「イニングごとに締めるぞという意識があったので長く投げることができた」とその後も力のこもった投球を続け、7.8.9回には毎回三者凡退。初のロングリリーフにも動じず、短い間合いでどんどん投げ込み、9回までスコアボードに0を並べた。この経験を自信に変え、今後も成長を続ける。
野手陣も奮闘したが、あと一歩届かなかった。
初回に5点を奪われ、なんとしても大量得点を挙げたい同志社。だがなかなか相手投手を攻略できず、5回まで無得点が続いた。
6回、ついに打線がつながる。安打や四球で1死満塁の好機をつくると、4番大和田(商2)の適時打で1点、5番池谷(心理1)が四球を選び、押し出しで1点を返した。続くチャンスに、代打髙橋が打席に入る。「何も考えず強く振ることだけを考えました」とライト方向への犠牲フライでさらに1点を返したが、反撃は及ばなかった。
ここ数試合、立ち上がりで大量得点を許す苦しい展開からのスタートとなった。しかし、それでも各々がチームに貢献しようという姿勢を見せ、投打ともに新たな戦力の台頭もある。
「立命大戦も本気で2勝取りにいって、春につなげられる秋リーグにしたい」と主将井筒(スポ3)は前を向いた。(文責・松井麻衣、撮影・丸山潤一郎)