準硬式野球部
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【準硬式野球部】8回コールドで今季初勝利

TEAM R H E
同志社 10 11
関 大

令和5年度関西六大学準硬式野球連盟春季リーグ

 3月10日、令和5年度関西六大学準硬式野球連盟春季リーグ第1節2回戦がわかさスタジアム京都で行われた。同志社は関大と対戦し、10-0で8回コールド勝ち。完封負けに終わった前日の鬱憤(うっぷん)を晴らす戦いぶりを見せ、今季初勝利を手にした。

気合いを入れる左・阿木(新商4)、右・柴田(新スポ3)

 「初回から一気にいく」(主将井筒・新スポ4)。昨日の反省から、試合を初回から動かす。好調のリードオフマン篠原(新商3)が四球で出塁し、1死二塁の場面で打席には3番岡田。「先制点を取れてなかったので絶対にとる」(岡田)。甘く浮いてきたスライダーを完璧に捉えて右前へ。二塁走者が一気に生還し、待望の先制点を獲得する。

先制打を含む2安打3打点の活躍を見せた岡田

 さらに打線は2回、1死から中澤(新商3)がラッキーなヒットで出塁すると、敵失と死球で満塁の好機を得る。ここで篠原が左前に弾き返し1点を追加し、早くも相手先発をマウンドから引きずり下ろした。代わった2番手投手から池谷(新心理2)がスクイズを決め、なおも二、三塁の場面で岡田に打席が回る。「どの場面でも大きいのは狙わずにライナーの意識」(岡田)。浮いてきた球をコンパクトなスイングで振り抜くと、打球は伸びてセンターオーバーの適時二塁打に。序盤2回で6点を奪い、試合の流れを引き寄せた。

 一方、先発マウンドに上がったのは北口(新経3)。「絶対に負けられない戦い」(北口)と前日の敗戦を受け、慎重に試合に入った。制球にばらつきこそあったが、初回から持ち前のテンポのよい投球を披露。守備陣にリズムをもたらし、2回の大量得点につなげた。「悪いなりに0でまとめられたのでよかった」と振り返るが3回で降板。先発2本柱の1人として物足りない今季初登板となった。

3回無失点の投球を見せた北口

 2番手を務めたのは竹本。四死球で出塁を許し、課題の残る投球となったが、2イニングを0点に抑えた。その後は中川(新スポ3)が3イニングをピシャリ。「やることはいつも通り」(中川)と仕事人ぶりを発揮した。

 打線は8回にもつながり4得点。リードを10点に広げ、8回コールドで今季初勝利を挙げた。  

1勝目ポーズを取る左・中川、右・新居(新スポ4)

 「岡田があそこで1本出してくれたのがターニングポイントだった」(井筒)とけがから復帰し、中軸としての働きを見せた岡田を称賛。また、前日の反省から積極的に試合を動かし、足を絡めた攻撃が見られたのも今後に向けて好材料だ。「優勝に向けて対国公立4勝がマストになる」(井筒)。一戦一戦白星を積み重ね、ここから優勝への道筋を描く。(文責:丸山潤一郎、撮影:髙橋惇太)

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