2024年度関西学生スポーツ射撃選手権秋季大会
8月22日から25日まで、能勢町ライフル射撃場(大阪府)で2024年度関西学生スポーツ射撃選手権秋季大会が行われた。同志社は各種目で、安定した強さを見せた。
最終日、10mエアライフル男子立射60発競技のFINALには後藤(スポ2)が出場。競技開始前には「汗にも暑さにも負けず10点を出す男になりたい」(後藤)とアナウンスが流れ、意気込んだ。FINALでは2つのシリーズにおいて5発ずつ撃ち、その後のシングルショット14発で順位が確定していく。後藤は暫定6位でシングルショットに進んだ。シングルショット4発目を撃ち終えた後7位が決まるが、立命大の森と同点のためシュートオフに。会場は手拍子で応援し、緊張感が漂う。結果、後藤が10.9点を出し、シュートオフを勝ち抜いた。その後も落ち着いた様子で点数を重ねる。6発目を撃ち終えたところで射座を去り、156.1点・6位入賞を収めた。
続いて行われた10mエアライフル女子立射60発競技のFINALには、平野(商4)、村田(スポ2)、野村(スポ2)の3人が出場。「練習の成果を出せるように3人で頑張りたい」(平野)。平野、村田は1シリーズ目から高得点を出す。続くシングルショットでは2発目を終えたところで野村の8位が決定した。
平野、村田は上位をキープし、10発目を終えた。12発目を終えると224.4点で村田が3位となった。残る平野は暫定1位の選手と0.5点差で14発目を迎える。逆転することはできなかった準優勝と好成績を収めた。平野準優勝、村田3位、野村8位でFINALを終えた。
10月にはインカレを控えている。「立命大と明治大に勝って優勝したい」(平野)。4年生にとってのインカレは最後の大会。有終の美を飾るためにチーム一丸で練習に励む。(古川亜依)