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【スキー部】インカレで多くの壁乗り越えた!

 2月22〜26日に花輪スキー場(秋田県)で行われた第96回全日本学生スキー選手権大会。女子は困難の中見事1部残留を決め、男子は宮本(生命1)がGS(ジャイアントスラローム)とSL(スラローム)で入賞を果たした。

 2日目・4日目に行われたアルペン男子3部の試合。「3位以内を目指す」(宮本)と意気込んだGS1本目、緊張が滑りに表れた。そんな1本目とは裏腹に2本目に華麗な滑りを披露。「GSは緊張してよい滑りができなかった」(宮本)と反省するも見事9位入賞を果たした。1日空き、体調も万全で挑んだSL1本目。「GSで賞が取れたので緊張することなくよい滑りができました」(宮本)。寛容な滑りで同志社の総合得点に大きく貢献した。

豪快な滑りを見せる宮本
賞状を持つ宮本

 一方女子は、1部残留を目標に試合に挑んだ。しかし、思うような滑りができず得点に結びつかない。アルペン競技最終日まで得点することができずに1部残留の目標をランチームに託した。

華麗な滑りを見せる平井(商4)

 インカレ最終日未だ女子総合得点が0の同志社。残す試合はクロスカントリーのリレーのみとなった。試合スタートの合図、第1走はクロスカントリーのメンバーを支える渡邉(商3)だ。「プレッシャーもあったが少しずつ目標に近づけるように」と熱い想いで試合に挑み、1部残留がクロスの3人に懸かっているという重圧にも負けぬ滑りを見せる。勢いよくスタートとし、順調にコースを走り、8位で第2走青谷(商2)にバトンを渡した。渡邉からバトンをもらった青谷も豪快な走りをみせ、順位を落とさない。そのまま8位で第3走近藤(商1)にバトンをつないだ。青谷からバトンを受け継いだ近藤は大学インカレ初出場の1年生。「少しでも順位を上げたい」(近藤)。多くの先輩が守ってきた1部での戦いを自分たちの代で終わらせないようにと誰よりの力がこもった走り出しを見せた。スタート早々一気に前2人を抜き6位に躍り出る。そのまま順位を落とさず6位でフィニッシュ。見事女子1部残留を決めた。

第1ランナーの渡邉
第2ランナーの青谷
アンカーを務めた近藤

 団体戦でも個人でも成績を残した平井組。昨年度主将を務めた平井は「リーダーという立場を初めて担い、不安もあったが部活に関わるみんなのおかげでここまで頑張ってこられた」と主将としての1年を振り返った。今後もさらなるステージで華麗な滑りを見せるスキー部から目が離せない。

(文責:杉本優衣、撮影:杉本優衣・浅川明日香)

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