3月2〜7日に妙高高原(新潟県)にて行われた第93回全関西学生スキー選手権大会。女子は見事優勝し10連覇を達成した。
1日目は女子クラシカル10km、大学対抗戦大会大回転競技が行われた。緊張感漂う中始まったクラシカル10km、スタートから渡邉(商3)が先頭を独走し1位でゴールした。
大回転では平井(商4)が3位のタイムを出すもチームとしての点は振るわず、悔しい結果となった。
4年生にとって最後の大回転競技となる2日目のチャンピオン大会は、天候不良により2走目がキャンセルとなる。
3日目は女子5kmフリーと回転競技のチャンピオン大会が行われた。一日目同様、渡邉が圧倒的な走りをみせ、1位でゴール。回転競技でも4日目に行われる大学対抗戦へと繋がる滑りを見せる。しかし、3日目は同志社72.0点、京産大71.7点と0.3ポイント差で終了。4日目の競技への緊張感がチーム内に漂った。
10連覇達成に向けて重要な1戦となった4日目。女子スプリントではクロスカントリーに出場する3選手全員が決勝へ進出。1.2.4位に入賞しチームに貢献した。また、回転競技の大学対抗戦では平井が1走2走ともに1位のタイムを叩き出すと、会場の空気は同志社一色となる。流れに乗り京産大とのポイント差を広げた。
最終種目となる3×5kmリレー。渡邉がスタートを切ると首位を独走し近藤(商1)へつなぐ。2位との差を広げながら走順は青谷(商2)へと渡った。コースを回り会場へ戻ってくると平井から青谷へ部旗が渡されゴール。0.3点差だったポイントを20.3点差まで広げ見事10連覇を成し遂げた。
10連覇という快挙を成し遂げたスキー部女子。同志社のチーム力を見せつけた。11連覇に向けて、スキー部の挑戦は続く。【文責・小島葵、撮影・小島葵、渡邉柚果】