ソフトボール部(女子)
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【ソフトボール部女子】ダブルヘッダーに快勝!絶好のスタート切る

4月8日、園田学園女子大グラウンド(兵庫県)において第54回春季関西学生ソフトボールリーグ戦が行われた。リーグ初戦の今日、同志社が挑んだのは大阪大谷大と神戸親和大のダブルヘッダーだ。安定感ある試合運びで、それぞれ3—1、10—0と快勝。関西リーグ優勝という目標達成に向け、絶好のスタートを切った。

「何よりも楽しんで、できることを一戦一戦大事にしてやっていこう」。全員でそう誓って挑んだリーグ初日。初戦の対大阪大谷大戦で先発を務めたのは主将・和田(スポ4)だ。同志社は後攻。「自分が試合をつくる」と意気込んでマウンドに上がった。2回に1点を献上するも、最少失点に抑える。3回途中からは入口(スポ2)が救援に入り、4回1/3で5奪三振と好投を見せた。また、ピッチャーの力投に応えるように、野手陣のスピード感ある好プレーが炸裂。4回には6-4-3のダブルプレーで会場を沸かせた。

一方、打撃は初回、生駒の中適時三塁打などで2点を先制すると、3回にも追加点を獲得。着実に点数を重ね、勝機を引き寄せた。「雰囲気よくできているのが勝ちにつながっているのかなと思います」(和田)。笑顔で互いに声を掛け合いながら7回を終え、3―1で白星を挙げた。

眞嶋(スポ4)

続く2戦目、対神戸親和大戦の先発投手は2年生の櫻田(スポ2)だ。初回表を三者凡退に討ち取るなど、出だしから絶好調。巧みなテクニックで相手打線を翻弄し、凡打の山を築いた。

また、打線も大きく奮った。初回から小笠原(スポ3)の適時内野安打や鈴木、伊藤の連続タイムリーツーベースヒットなどで4点を先制。2回にも先頭打者の江濱、続く眞嶋が四球で出塁すると、高浜(スポ4)の左適時二塁打によって生還した。さらに生駒(スポ3)の右頭上を越える適時三塁打、小笠原の適時打が飛び出す。打者一巡の猛攻で一挙5点を獲得し、大きくリードを広げた。

ガッツポーズをする高浜

ヒットを放つ生駒

3回にも追加点を挙げ、大幅な点差を保った同志社。4回表は櫻田が相手打線を3人で斬り、10―0で試合終了。圧巻の4回コールド勝ちを決めた。

積極的なバッティングと堅い守備を展開し、初日から連勝。「春季リーグ優勝」へ向け、幸先の良い滑り出しを見せた。「自分たちが普段やっていることを出すだけ。絶対に勝ちに行きたいです」(和田)。目指すところはただひとつ、頂点のみ。和田組は夢へ向かってまっすぐに走り出した。

(撮影・文責 城山歩美)

【スターティングメンバ―(大阪大谷大)】

1眞嶋(中)

2高浜(三)

3日紫喜(右)

4生駒(一)

5小笠原(遊)

6伊藤(DP)

7鈴木(二)

8前納(捕)

9江濱(左)

〈バッテリー〉

和田―前納

【スターティングメンバ―(神戸親和大)】

1眞嶋(中)

2高浜(三)

3日紫喜(右)

4生駒(一)

5小笠原(遊)

6鈴木(二)

7伊藤(DP)

8前納(捕)

9江濱(左)

〈バッテリー〉

櫻田―前納

【インタビュー】

#10和田

――初戦を終えて

自分自身は、初戦で、「しっかり押さえよう」とすこし堅さもあったんですけど、チームとしては、思い切って振るとか、冬から練習してきたことがしっかりと出せた2試合でした。1試合目ではダブルプレーも目立ったように、自分達ができることを確実にやって、確実に勝つことができました。

――先発としての意気込みは

後攻だったので、自分から試合をつくるぞという気持ちで入りました。

――初戦を終えて、チームの雰囲気は?

このチームでリーグ戦に挑むことができるのは、春で最後なので。

何よりも楽しんで、できることを一戦一戦大事にしてやっていこうと話していました。雰囲気よくできているのが勝ちにつながっているのかなと思います。おしている場面だけじゃなくて、1点ビハインドなどの場面にも自分達のペースを崩さずにできたらこれからも勝っていけると思うので。収穫の多い初日でした。

――同志社のプレー面での強みは?

守備、バッティングともに、スピード感があるところです。(先ほどもそうなんですけど)ランナーが出たら、おしておして点が取れていたので。スピード感がうちの強みかなと思います。あとは、守備の堅さ。ピッチャーがワンヒット内でおさえて、それを守備がダブルプレーを取ったりして、エラーなく抑えられるところが強みです。

――この大会で目指すところは?

優勝です。

――明日への意気込み

これから一日一戦になってくるので、一試合にその日の体力を全部ぶつける気持ちで。いつもどおりに全員でぶつかっていけたら負ける相手ではないと思うので、自分たちが普段やっていることを出すだけ。絶対に勝ちに行きたいです。

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