TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | R | H | E |
立命大 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 5 | |
同志社 | 1 | 2 | 0 | 3 | 0 | 0 | × | 6 | 9 |
5月14日、三栖公園グラウンド(京都府)において第75回全日本総合女子ソフトボール選手権大会・第78回国民体育大会京都府選手選考会が行われた。同志社は立命大と対戦。2―6で勝利を収め、6月に行われる近畿予選へと駒を進めた。
「勢いがあるチームなので、その波にのまれないように」(眞嶋)と臨んだ今試合。先制したのは立命大だった。先発の櫻田(スポ2)は、初回表、3番打者に本塁打を浴び、1点を追いかける形となった。
しかし同志社打線も黙ってはいなかった。同回裏、先頭の眞嶋(スポ4)が二遊間への一打で出塁すると、2死三塁の場面から生駒(スポ3)が左適時打を放って同点に追いついた。続く2回裏、江濱(スポ1)の左適時二塁打で勝ち越しに成功すると(2―1)、高浜(スポ4)の右適時打でさらに1点を追加(3―1)。着実に点を積み重ねた。
4回裏には相手のミスを活かして江濱が出塁し、眞嶋も連続出塁。2死二、三塁の場面から日紫喜(商2)の2点タイムリーツーベースが飛び出すと(5―1)、4番生駒(スポ3)の活躍でさらに1点を追加。打線がつながり、さらに点差を引き離した。
投げては櫻田、大学初登板の林、山口(社4)、入口(社2)の4投手の継投リレーで2回以降無失点で抑え続ける。5点差を保ったまま迎えた最終回、立命打線に1点を奪われたが、以降を凡打に打ち取って試合終了。6―2で白星を獲得した。
しかし、副将の高浜は「(7回表の)1点で負けてしまう試合が出てくる」と詰めの甘さを指摘。厳しい戦いを勝ち抜いていくためには、この点の改善が必須とされる。
この勝利によって、近畿予選へと駒を進めた和田組。例年近畿予選にて敗北を喫しており、未だ全日本総合には出場したことはない。「しっかり勝ち切って本選出場を成し遂げたい」(眞嶋)。なんとしても次戦を勝ち抜き、新たな舞台への道を切り開け。(撮影・文責:城山歩美)
〈スターティングメンバー〉
1眞島(中)
2高浜(三)
3日紫喜(右)
4生駒(一)
5鈴木(ニ)
6伊藤(DP)
7小笠原(遊)
8前納(捕)
9江濱(左)
〈バッテリー〉
櫻田―前納、林―前納、山口―前納、入口―前納