TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | R | H | E |
中京大 | 1 | 0 | 1 | 0 | 4 | 0 | 0 | 6 | 14 | 3 |
同志社 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 2 |
8月6日、熊野市防災公園野球場(三重県)において第55回西日本大学女子ソフトボール選手権大会がおこなわれた。この試合の相手は中京大。0-6で敗北を喫するも、白熱した戦いを展開。インカレに向けての課題が明確になり、実りある試合となった。
「物怖じせずにぶつかりたい」(高浜・スポ4)。そう強く意気込んで臨んだ西日本インカレ2回戦。初回から痛烈な二塁適時打を放たれ先制点を献上すると、3回にも4番のソロホームランを浴び追加点を許した(0-2)。中京大を追いかける展開の中でも、3回2死一塁の場面、中安打からの本塁死守など、正確な判断と送球による好守が試合の随所に光った。しかし、5回にはさらに4点を献上し6点差。打撃面は、得点圏に走者を進めるものの、本塁へ返す一打がなかなか出ず、7イニング無得点。最後まで点差は縮まらず、0―6で敗北を喫した。
全投手総出場の継投策でつなぎ、同志社らしく、最後まで笑顔で善戦した。しかし、チャンスであと1本が出ず、勝利は手中に入らなかった。主将の和田(スポ4)は「あと1点が取り切れないのが課題だ」とバッティング面の課題を指摘した。
勝利こそ逃したものの、インカレに向け改善すべき点が明確になった。この試合で得た気づきを活かせるかどうかが、日本一へ向かうカギとなるだろう。
「1年間、全身全霊でやってきた」(和田)。目標の舞台であるインカレはすぐそこに迫っている。和田組のチーム力をもってすれば、日本一をつかみ取れるはずだ。全員総力で戦いに挑み、頂の景色を見せてほしい。(撮影:小野理紗・岡本和香、文責:城山歩美)
〈スターティングメンバー〉
1眞島(中)
2高浜(三)
3日紫喜(右)
4生駒(一)
5鈴木(ニ)
6妹尾(DP)
7小笠原(遊)
8前納(捕)
9江濱(左)
〈バッテリー〉
櫻田―前納、林―前納、入口―前納、山口―前納、和田―前納、櫻田―前納