ソフトボール部(女子)
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【ソフトボール部女子】下級生が躍動し開幕5連勝!

第54回秋季関西学生女子ソフトボール選手権大会

9月30日、武庫川女子大学総合スタジアム(兵庫県)において第54回秋季関西学生女子ソフトボール選手権大会対関大戦が行われた。互いに一歩も譲らない激しい攻防戦をくり広げたが、同志社が最終回に1点をもぎ取って1-0で試合終了。開幕5連勝となった。

 

同志社の先発櫻田(スポ2)は、力強いストレートを軸に安定感のあるピッチングを披露。相手打線を翻弄し、次々と凡打に打ち取った。野手陣も櫻田の力投に応えるべく奮闘。最後まであきらめない、勝利に貪欲なプレーで随所に好守を光らせ、7回無失点。三塁を踏ませない完璧な守備を見せた。

力投する櫻田

一方打線は、得点圏に走者を進めるものの相手投手を攻略しきれない。あと1本がなかなか出ず、6回までを無得点で終えた。

再びチャンスが訪れたのは7回表。この回先頭の妹尾が四球で出塁すると、公式戦初出場の大迫が初球に犠打を決め好機を拡大。中谷も続いて犠打で走者を三塁に進めると、2死三塁の場面で関に打席が回った。「自分に与えられた役割を全うする」(関)。強く意気込んでバッターボックスに入ると、初球、アウトコースのストレートに狙いを定めてフルスイングした。会心の当たり。打球は内野安打となり、貴重な1点をもぎとった。

タイムリーを放った関
喜ぶ選手たち

その回裏は確実に抑え、1―0で試合終了。各々の持てる実力を遺憾なく発揮し、連携プレーでロースコアの厳しい戦いを制した。

 

頼れる新戦力たちが日ごろの練習の成果を発揮し、開幕5連勝となった鈴木組。主将の鈴木は「下級生が役割をしっかり果たしてくれた」と勝因を分析した。秋季リーグも終盤戦に突入し、残すは2戦のみ。「この勢いのまま、どんな形であってもとにかく勝ちたい」(鈴木)。関西の頂点はもう目前まで迫っている。さらなる高みを目指し、最終戦まで突き進め。(撮影・岡本和香、文責・城山歩美)

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